【レビュー】UCO キャンドルランタンは、軽量コンパクトで雰囲気の良いランタン!

キャンプ
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こんにちは。きらくです。

私は趣味でソロキャンプツーリングを8年ほど続けていて、年間30泊ほどをキャンプ場で過ごしています。

そんな私がソロキャンプツーリングに毎回持っていく、一軍ギアの1つがUCO キャンドルランタンです。

実用性なら今は、軽量でコンパクトなLEDランタンがたくさんありますよね。
スイッチ1つで光量や色見を調整できたり、便利なのはわかっているんですが…

どうもそれだけだと味気ない。

かといってオイルランタンやガスランタンは雰囲気は抜群に良いけど、重く嵩張るし、取扱いも難しそうで毎回持ち出すのは大変。

UCOキャンドルランタンは
 ・キャンプする雰囲気も大事にしたいけど、なるべく荷物は増やしたくない
 ・気軽に取り扱えるランタンがいい
と考えている方におすすめできるランタンです。

実際に長年使ってきて感じた、良かった点、いまいちな点を中心に紹介していきます。

UCO キャンドルランタンのスペック

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  • サイズ(使用時):直径5cm 高さ16.5cm
  • サイズ(収納時):直径5cm 高さ10.6cm
  • 重量      :180g
  • 材質      :アルミ(本体)/ガラス(ホヤ部分)
  • 燃焼時間    :約9時間

アメリカのメーカー「UCO(ユーコ)」のキャンドルランタン。
本体の材質には真鍮、アルミの2種類があり、私はアルミ無垢のものを使用しています。

アルミのものには無垢以外にも赤色や黄色、緑色やグレーといったカラーバリエーションがあり、他の道具やサイトの雰囲気に合わせて、好みの色を選ぶ事ができます。
(真鍮製の場合、サイズは変わりませんが重さが250gになります)

UCO キャンドルランタンの良い点

良い点①:軽量・コンパクト

収納時は直径5cm×高さ10.6cmと、缶コーヒーほどのサイズになりコンパクト。
バックパックなどに荷物を収納していくと、どうしても中途半端な隙間が出来てしまうのですが、空いた隙間にスッと収納できてしまいます。

また、重さも180gと、ガスランタンやオイルランタンと比べても軽量で、燃料(蝋燭)は内部に収納されている為、ランタンと別に燃料ボトルやガス缶などを持って行く必要もありません。

良い点②:雰囲気の良い灯りが作れ、癒し効果がある

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ランタンには癒し効果がある事はご存じでしょうか?

SNSや実際にキャンプ場でお会いした方にお話しを伺うと、
 ・眺めていると、気持ちが落ち着く(リラックスできる)
 ・置いておくだけで、周囲を包む雰囲気が良くなる
なんて事を皆さん感じられているようです。

これにはちゃんと理由があって、「1/fゆらぎ」という自然界のリズムが関係しています。

「1/fゆらぎ」とは小川のせせらぎや、蛍の光、心臓の鼓動などがもたらすリズムの事で、ランタンの灯りにはこれらと同じように、「本能的に感じるリラックス効果」が期待できるそうです。

このリラックス効果、光量を控えめにした暖色系LED照明でも期待できるのですが、一番効果が高いのは、ゆらめく本物の火の灯りだそうです。

火の灯りを生み出す手段には、焚き火やオイルランタンもありますが、キャンドルランタンはその中で、最も手軽にリラックス効果を味わう事ができます。

良い点③:取扱いが楽で気を使わない

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構造がシンプルなキャンドルランタンなので、
 ・持ち運びの時にぶつけて壊してしまった
 ・いざキャンプ場で出してみたら、点灯させる事ができない
なんて心配がありません。

灯りを生み出すという事では最も単純な構造、文字通り、火を灯すだけですからね。
余計な機構が備わっていない分、壊れる箇所自体が少なく頑丈です。

唯一壊れてしまいそうなガラス製のホヤ部分も、画像のようにスライドして本体内部に収納する事ができるので安心。
よほど強くぶつけてしまってり、上から踏んでしまうような事がなければ割れてしまう事は無いかなと思います。

私自身、もう5年以上使用しいますが一度も故障した事は無く、最初に買ったUCOキャンドルランタンを今でも使用し続けています。

ちなみに画像左上に移っているのは専用のケースなのですが、ネオプレーン製で適度に硬さがあり、ある程度の衝撃も吸収してくれるので、心配な方は合わせて使ってみると良いかなと思います。
 ※バックパックでキャンプに行く際などは、隙間に無理やり突っ込んだりするので、気持ち的にもケースはあった方が安心かなと思います…^^;

良い点④:シンプルで飽きのこないデザイン

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レトロな風合いを持つシンプルなデザインは、キャンプサイトの雰囲気作りにはもちろん、普段家に飾っているだけでも絵になります。

また、本体が真鍮・アルミとどちらも使い込む程に味わいが出てくる素材なので、自分だけの経年変化を楽しむ事もできます。

 全く磨いたりはせず、汚れや傷はそのままに無骨に育てるのか
 定期的にクリーニングを行い、シンプルで美しいデザインを残すのか
使う人次第で表情が変わるので、長く使えば使う程に愛着が持てるギアだと感じています。

UCO キャンドルランタンのいまいちな点

ここまで、実際に使ってきて良いと感じている点をお話してきました。

長年使い続けているお気に入りのギアなので、良い点・気に入っている点を上げるとほんとにキリが無いですね(笑)

そんなお気に入りのギアであっても、使っていると「これはちょっと…」「う~ん…」と感じる事はあります。

ここからは使っていて感じた、いまいちな点を2つお話していきます。

いまいちな点①:キャンプのメインランタンとして使うには暗い

光源となるのがキャンドルの小さな炎なので、キャンプのメインランタンとして使用するには正直、暗いです。

キャンプ場自体は真っ暗なので、サイトをぼんやり明るくする事は可能です。
周りが暗く、次第に目も慣れてくるので、ゆったり過ごすには問題無い印象です。

ただし、食事の時に手元を照らしたり、トイレなどで移動する際の灯りには向かないかな、と…
特にテント内の物を探す時には別のライトが必須になりますね。

私が好きな使い方としては、テーブルランタンとして使用しています。

物を探したり、食事の時用にLEDランタンをテントに付けておいて、テーブル回りのみを照らす灯りとして、キャンドルランタンを使用しています。

使用時の伸ばした状態がテーブルランタンとしての高さに丁度良く、直接テーブルに置けば、別途ランタンポールを持つ必要もないのでオススメです。

静かな森の中、ゆっくりお酒やコーヒーを飲む時に、キャンドルランタンの優しい灯りに癒されますよ。

いまいちな点②:火を灯している状態で倒したり傾けると蝋がこぼれる

これは私の失敗談です…

キャンドルなので当たり前ですが、火を灯せば蝋は液体化します。
キャンドル上部の丸いくぼみに溶けた蝋が溜まるようになっているのですが、傾けたり、揺らしてしまうと溶けた蝋がこぼれてしまうんですよね。

使用時もキャンドルは本体内部に収まっており、ホヤもあるので、熱され液体化した蝋が外に飛び散る危険はないのですが…

本体内部の隙間という隙間に溶けた蝋が流れ込んで、翌朝起きた頃には、びっしりこびり付いてしまっています(泣)

こうなると擦っても中々取れないので、分解して洗う必要があり、最初にこぼしてしまった際には苦労した思い出があります。
(分解といっても底を回して、キャンドルを抜き出すだけですが…)

因みに洗う時は熱湯をゆっくりかけると綺麗に取れますよ。
本体が金属(真鍮・アルミ)の為、熱湯をかけると本体も熱くなってくるので、試される際はご注意ください。

まとめ:UCOキャンドルランタンは「軽量・コンパクト」と「雰囲気」の両方が欲しい人にオススメ!

以上、UCOキャンドルランタンを長年使用してきて感じたレビューでした。

私と同じように
 ・道具はなるべく軽量・コンパクトが良い
 ・でも、道具・キャンプの雰囲気も妥協したくない
と考えている、ワガママなキャンパーにオススメのランタンです(笑)

シンプルで扱い易く、長く使う程に愛着がわいてくる。
そんな所有欲を満たしてくれるランタンなので、興味を持たれた方は是非チェックしてみてください。

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