こんにちは。きらくです。
私は20年ほどバイクに乗り続けており、晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。
バイクで走り回るのに最高の場所。
ライダーの聖地といえば、北海道ですよね。
ただし、絶景だらけの広くて大きな北海道。
いざ行くとなっても何処に行けば良いのか迷う人も多いのではないでしょうか？
そこで北海道のおすすめツーリングスポットを道東、道南、道北、道央の４つのエリアに分けて紹介します。
今回紹介するのはは道南編。
フェリーの発着場も多くあり、一番本州に近いエリアです。
ツーリングルートを決める際に参考にしてみてください。
因みに私はルートを決める際、行きたいスポットをGoogleマップなどでマークしておき、マーク同士を結んで時間・走行距離を見ながらツーリングルートを決めていますよ(^^)
1.北海道最南端「白神岬」
ライダーの性でしょうか…
日本最北端や最南端など、日本の端と聞くと行ってみたくなりませんか？
白神岬は北海道の中で最南端に位置する岬で、春と秋には北海道を通過する野鳥たちがここで休息を取る、渡り鳥の休息地としても知られています。
最東端の納沙布岬、最西端の尾花岬、最北端の宗谷岬と合わせて、北海道四極制覇を目指す旅なんて、考えるだけでワクワクしてきますよね。
北海道最南端の到達証明書は道の駅「北前船 松前」で購入可能です。
2.バイクで行ける絶景登山「恵山」
（引用：公益社団法人 北海道観光振興機構）
三方を海に囲まれた標高618mの活火山、恵山。
300ｍ地点の駐車場までバイクで上がる事が可能で、駐車場までの道も舗装されたカーブが続く快走路となっています。
駐車場から頂上の恵山展望台までは徒歩で上がる事になりますが、遊歩道が整備されているのでご安心を。
上り始めると目の前に現れる、硫黄が吹き出す山肌は日本とは思えないような絶景が拡がっており、一見の価値ありです。
3.無料キャンプ場もあり「夷王山」
眼下に上ノ国市街と大澗湾が拡がる標高159mの夷王山。
巨大なプロペラが立ち並ぶ、北海道らしい景色を抜けた山頂には夷王山神社があり、鳥居越しに臨む海と町並みはまさに絶景。
付近一帯には約500種の山野草が咲き乱れ、檜山道立自然公園にも指定されています。
また、檜山道立自然公園内には予約不要、利用料無料で利用できる施設、夷王山キャンプ場があるのも旅人には嬉しいですね。
無料キャンプ場といってもトイレ・炊事場も設置されており、バイクもすぐ横に止められるのは嬉しいポイントの1つ。
山側サイトから眺める夕日は本当に美しいので是非行ってみてください。
4.北海道らしい牧場風景「城岱スカイライン」
国道5号線七飯町中心市街地から道道338号線までを結ぶ、約14㎞の絶景ロード。
牧場風景の中を緩やかなカーブが続く絶景ワインディングロードで、草を刈った匂いに包まれ、放牧されている牛が並ぶ草原は「これぞ北海道！」といった風景に出会う事ができます。
頂上付近の城岱牧場展望台からは、牧場風景と函館市街を見渡す事ができ、夜には「裏夜景（七つ星夜景）」の鑑賞スポットにもなっています。
5.40kmつづく絶景ワインディングロード「ニセコパノラマライン」
西積丹に位置する岩内町とリゾートエリアのニセコ町を繋ぐ道道66号線。
その中でニセコの美しい自然に囲まれた、40kmにも及ぶ快走ロードがニセコパノラマラインです。
標高約830mのチセヌプリ峠を頂点とする峠道で、美しい自然の中に緩やかなカーブが続くワインディングロードになっています。
バイクで山間部や渓谷、海沿いなんかを走っている時、「この道、走っていて気持ちいなぁ。もっと走っていたいなぁ」と思う瞬間がありませんか？
あのバイクで走る爽快感が40kmも続いているんです。
バイク乗りであれば、一度走ればやみつきになること間違い無しの絶景ロード。
目的地まで少し遠回りになってしまっとしても、是非ルートに盛り込んで欲しい道です。
6.道南日本海側の快走路「日本海追分ソーランライン」
国道228号函館から国道229号小樽までを繋ぐサンセットロード。
日本海沿いに緩やかなアップダウンが続く快走ロードには昔ながらの漁村や荒々しい岩肌が点在していて、観光地化されていない日本の原風景を感じることができます。
綺麗に整備された快走ロードももちろん好きなのですが、こういう昔ながらの、変わらない美しさって良いですよね。
交通量もそんなに多くは無いので、風を感じながら、海岸線をのんびりと流すように走るのがおすすめです。
7.アニメ映画の舞台にもなった「五稜郭」
（引用：公益社団法人 北海道観光振興機構）
国の特別史跡に指定されている星型城郭「五稜郭跡」。
戊辰戦争最後の戦い箱館戦争の舞台となったのは有名ですよね。
最近だと2024年04月に公開されたアニメ映画、名探偵コナンでも取り上げられていた事を
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
春は桜が咲き誇り、夏には緑に覆われ、秋は紅葉し、冬は雪景色とイルミネーションで彩られるなど、季節を通して人気観光スポットになっています。
隣接する五稜郭タワー展望台からはきれいな星型になっている事が見て取れるのですが、航空地図も無い時代に作られたと考えたら建造技術の高さが伺えますよね。
8.CMでも話題になった「八幡坂」
（引用：北海道エアポート株式会社）
函館湾に向かってまっすぐ伸びる、一本道が美しい八幡坂。
かつてこの坂を上りきったところに函館八幡宮があったとされ、名前の由来となっているそうです。
坂の上から臨む絶景は、バイク乗りを問わず人気のビュースポットですよね。
海へと続く一本道の両脇に並ぶ、美しい街路樹と石畳はヨーロッパ圏の街のように異国情緒あふれる景観が続いています。
この美しい景観から、かつてCMのロケ地として使われた事があり、「チャーミーグリーンの坂」とも呼ばれています。
9.観て、食べて、買って楽しい商業施設「金森赤レンガ倉庫」
（引用：公益社団法人 北海道観光振興機構）
明治時代に建てられた金森倉庫群を利用した、ショッピング＆食事を楽しめる観光スポット。
港町に立ち並ぶレトロな雰囲気が漂う赤レンガ倉庫は、夜にはライトアップもされる人気撮影スポットです。
この倉庫群は7つの倉庫からなり、中にはレストランやショッピングモール、ビアホールなどがあり、1日中飽きる事なく楽しめる観光スポットになっています。
レストランでご当地グルメを楽しみ、物産展でお土産を選び、夜にはビアホールでクラフトビールを飲んで、ライトアップされた倉庫群を背景に撮影会。
マスツーやカップル、家族で北海道に行かれる方や、雨で走っていても楽しくない、なんて日にうってつけの観光スポットです。
10.由緒あるカトリック修道院で絶品ソフトクリーム「トラピスト修道院」
（引用：公益社団法人 北海道観光振興機構）
1896年に創立された、日本最初のカトリック男子修道院。
男子修道院のため女性は院内に入ることができず、男性も院内を見学するには事前申込が必要ですが、一般開放エリアは男女どちらでも関係なく楽しむことができます。
修道院に続くスギとポプラの並木道が有名で、この並木道から修道院を望む一本道はバイク乗りにも撮影スポットとして人気ですよね。
ここでしか作っていない門外不出のトラピストバターを練りこんだ特製ソフトクリームは絶品で、ツーリング定番スイーツとしてもソフトクリームは外せないでしょう。
一般開放エリアの売店ではクッキーや発酵バター、バター飴などを販売しているので、お土産に買って帰るのもおすすめですよ。
まとめ：北海道 道南エリアはツーリングスポットが盛り沢山！
いかがでしたでしょうか。
今回は北海道ツーリングに行くなら押さえておきたい、道南エリアのおすすめスポットの中から、ほんの一部を紹介しました。
これだけでも、全部を回ろうと思うと、休暇や予算がいくらあっても足りないですよね…
いいんです。
1回で回れないなら、また次来た時の楽しみだと取っておきましょう。
バイクに乗り続けている限り、北海道ツーリングは逃げません。
人それぞれ、自分自身の事情に合わせて、自分だけの北海道ツーリング、バイク旅を楽しんでいきましょう！
今回紹介したおすすめスポットが、ツーリング計画を立てる際の、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
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