【北海道ツーリング】絶景スポットに快走ロード!押さえておきたいおすすめスポット10選(道北編)

ツーリング

こんにちは。きらくです。

私は20年ほどバイクに乗り続けており、晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。

バイクで走り回るのに最高の場所。
ライダーの聖地といえば、北海道ですよね。

ただし、絶景だらけの広くて大きな北海道。
いざ行くとなっても何処に行けば良いのか迷う人も多いのではないでしょうか?

そこで北海道のおすすめツーリングスポットを道東、道南、道北、道央の4つのエリア分けて紹介します。

今回紹介するのは道北編。
本土では見られないような、美しい自然環境がそのまま残る最北端の地。

そんな道北エリアで特におすすめの絶景ロードと絶景スポットをまとめてみましたので、限られた時間の中で何処に行こうか悩んでいる人は、参考にしてみてください。

因みに私はルートを決める際、行きたいスポットをGoogleマップなどでマークしておき、マーク同士を結んで、時間・走行距離を見ながらツーリングルートを決めていますよ(^^)

1.説明不要!バイク乗りなら一度はめざす最北端の地「宗谷岬」

バイク乗りは最端を目指すもの。
「バイクで日本最北端へ行く!」なんて聞いただけでロマンに溢れていて、ワクワクしてきませんか?

年末に冬の北海道をバイクで走り、宗谷岬公園で年末年始を過ごす「年越し宗谷岬」なんていうのもSNSやニュースで話題になりましたよね。

さすがに厳冬期の北海道をバイクで走るのはハードルが高いですし、そもそも宗谷岬へ辿り着くまでが快走絶景ロードの連続なので、景色楽しめないのはちょっと勿体無いかなぁ、と…

北海道の美しく広大な大地を走り抜けて、最北端にたどり着いた達成感は、季節を問わず忘れらない思い出になるはずです。

あと、宗谷岬公園のすぐ近くにあるガソリンスタンドも有名ですよね。
最北端のガソリンスタンドとして、貝殻でできた日本最北端給油証明書を貰えるので是非ゲットしてください。
(キーホルダーになっていて、私も部屋に飾ってます…笑)

2.牧草地から海まで見渡せる絶景の解放感「宗谷丘陵」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

宗谷岬を目指すなら是非走って欲しいのが宗谷丘陵。

なだらかな丘陵地帯に緑の絨毯が敷かれたような牧草地が広がっていて、その先に見える海の青とのコントラストが本当に美しい場所です。

高原地帯って奥には山々が連なっている事が多いと思うのですが、さすが北海道、その景色の奥行きと解放感はここでしか味わえません。

緩やかな丘陵はバイクで走るにも気持ちいワインディングロードになっているので、風や匂いを全身で感じて、自慢のバイクで走り回ってみてください。

3.貝殻で作られた幻想的な風景「白い道」

宗谷丘陵の中にある「白い道」も外せない絶景スポットです。

ここには北海道の名産にもなっているホタテの貝殻が砕いて敷いてあり、一本の白い道を作り出しています。

周囲を牧草地の緑が包む中に敷かれた、一本の白い道。
視線の先には青い空と青い海。
その幻想的な風景はまるで物語の世界に迷い込んだかのようで、日常では決して味わう事ができない感動を与えてくれます。

白い道は未舗装路の上に貝殻が敷かれており、その全長は約3kmほど。
車ではすれ違う事が難しいような細い道ですが、一定間隔に待避所もあるので、時には立ち止まって景色を楽しんでみてください。

よく雑誌なんかで見る景色も、待避所の1つで撮られたものだったりしますよ(^^)

4.最北端の地へ誘う絶景ロード「オロロンライン」

小樽から最北端の稚内までを繋ぐ、全長約300kmのオロロンライン。

ただひたすらに真っすぐ続く道は、これぞ北海道!
「北海道の道」と聞くと、真っ先にこのオロロンラインを思い浮かべるバイク乗りの方もいるのではないでしょうか?

絶景ロードだらけの北海道ですが、ただひたすらに真っすぐで、広く走りやすいオロロンラインの風景は、何度訪れても感動を与えてくれます。

バイクって他の異動手段に比べて、旅の過程を楽しめる乗り物だと思うんですよね。

絶景に囲まれた真っすぐに伸びる直線道路はそんなバイク旅を体現しているかのようで、一度走れば病みつきになること間違い無しです。

5.本当に日本?圧巻の迫力とスケールの大きさ「オトンルイ風力発電所」

バイク旅を代表するかのようなオロロンラインですが、その中でここは立ち寄って欲しい、立ち止まって欲しいというスポットが2つあります。

その1つがオトンルイ風力発電所。
高さ約100mの風車が28基、約3kmにわたって立ち並ぶ絶景スポットです。

本土をツーリングしていると、山の上に風車がいくつか立っているのを見る事はありますが、このオトンルイ風力発電所は道路の脇、目線の高さに巨大な風車が立ち並んでいます。

どこまでも続くかのように真っすぐ伸びる道に、立ち並ぶ白く巨大な風車群。
天気が良ければ青空が加わり、そのスケールの大きさに圧倒されます。

オロロンラインはバイクで走っていて楽しい道なのですが、このオトンルイ風力発電所を一気に通り過ぎてしまうのはもったいない!
是非一度足を止めて、北海道バイク旅のスケールの大きさを感じて欲しいです。

6.地平線まで続く雄大な大湿原「サロベツ湿原(サロベツ原野)」

オロロンラインを走る中で、立ち寄って欲しいスポット2つ目。
国立公園にもなっている貴重な自然環境が残るサロベツ湿原です。

少しオロロンラインからは外れてしまうのですが、サロベツ湿原センターは是非とも立ち寄って欲しい絶景スポット。

サロベツ原野自体はオロロンラインを走っていれば見る事はできるのですが、サロベツ湿原センターにある散策コースから見る広大な湿原は圧巻に一言。

散策コースは綺麗に木道が整備されていて、展望デッキも設けられています。
この木道から望む一面の湿原が、ほんとに海外に来たのかと思うほど美しいんです…

バイクで走ることに夢中になってしまいがちなオロロンラインですが、サロベツ湿原センターは1週1kmとそんなに時間もかからないので、休憩がてら是非立ち寄って頂きたいです。

サロベツ湿原センターにはレストランもあるので、お昼ご飯食べたりもできますよ。

7.草原に佇む白い巨大風車「上平グリーンヒルウィンドファーム」

(引用:ぐうたび北海道)

オトンルイ風力発電所のように直線道路と風車もかっこいいですが、広大な草原の中に立ち並ぶ風車群はいかがでしょう?

上平グリーンヒルウィンドファームは、広大な牧場の中に風車が立ち並ぶ風力発電施設です。
丘の上までバイクで上る事ができ、風になびく緑の草原に佇む白い巨大な風車を間近で見る事ができます。

特に展望台や観光スポットがある場所ではないのですが、どこまでも続く大草原と大海原にそびえ立つ白い風車の迫力は北海道の大きさを体感できる絶景スポットです。

この風景の中に自分のバイクがポツンと1台。
完全に私の主観ですが、これがほんとに絵になるんです(笑)

1つだけ注意点としては、この丘に上がる道はずっとオフロードが続きます。

オフロードといっても林道のようにガレ場は無く、フラットダートが続くので難しい道ではありませんが、運転に自信の無い方や、荷物満載の大きなバイクで行かれる方などはご注意ください。

8.北海道の絶景スポットは自然だけじゃない「北防波堤ドーム」

美しい自然に圧倒される北海道ですが、北防波堤ドームの長い歴史と独特な美しい建築技術は、絶景スポットと言えるのではないでしょうか。

バイクとキャンプが趣味の私なので、美しい自然の景色はもちろん大好きなのですが、こうした建築技術が集約された建造物の美しさも好きなんです。

北防波堤ドームができたのは昭和6年(1931年)。
北海道遺産にも指定された、世界的にも珍しいドーム型の防波堤です。

アーチ型ドームの中にいくつもの円柱が並ぶ姿は、まるで古代ローマの建造物のよう。
戦前に建てられた建築物で利に適っていて、尚且つ美しいデザインのものが多い気がしますね。

バイク旅を昔からされている方にとっては、この下でテントを張るイメージが強いですかね?
残念ながら今はテントを張ることは禁止されていますが、昔は旅人を風雨からも守ってくれた、ある意味では旅人にとっても聖地のような場所です。

9.地平線に向かって真っすぐ伸びる道「エサヌカ線」

北海道の絶景ロードとしてここも外せないですよね。
ただひたすらに一直線。「何もないことで有名」なエサヌカ線です。

正式名称は猿払村道エサヌカ線と言い、猿払村が管理する約17kmの村道です。
(今回は割愛しますが、猿払のホタテはほんとに美味しいので是非…)

絶景の中に直線道路というのはもはや北海道ツーリングの代名詞ですが、このエサヌカ線には本当に何もないんです(笑)

建造物どころかガードレールや電柱すらなく、平原の中を真っすぐに直線道路が伸びていて、地平線の先へ道が続いているかのような絶景に出会う事ができます。

天気が良い日はこれに青い空と白い雲が合わさって、自分とバイクだけの世界を旅しているかのような気持ちにさせてくれます。

10.美しい夕日と温泉の癒し「クッチャロ湖畔キャンプ場」

2つの沼が細い水路で繋がった瓢箪のような形をした海跡湖、クッチャロ湖。
日本とロシアを渡る水鳥達の重要な中継地になっていて、多くの水鳥が観測できるそうです。

バイク旅としておすすめしたいのは、このクッチャロ湖の南側、クッチャロ湖畔キャンプ場です。
道北エリアでキャンプするならここが本当におすすめ。

サイトへの乗り入れこそできないものの、駐車場からサイトは近く、一泊の利用料は400円とリーズナブル。
キャンプ場は全面芝生のフリーサイトで、売店やキレイな水洗トイレに炊事棟が設置されています。

また、旅人に嬉しいポイントとしてコインランドリーや、すぐ近く(徒歩5分ほど)のところに温泉施設まであるんです。
これだけ設備が整っていて一泊400円って破格過ぎませんか?

夕暮れ時、美しいクッチャロ湖が夕日で赤く染まっていく光景は本当に癒しの時間。
走り疲れた体を温泉で癒し、美しい夕日に心洗われる。

北海道ツーリング関係なく、ここでキャンプする事を目的にしてでも是非訪れて欲しいスポットです。

まとめ:北海道 道央エリアは絶景スポットが盛り沢山!

いかがでしたでしょうか。

今回は北海道ツーリングに行くなら押さえておきたい、道北エリアのおすすめスポットの中から、ほんの一部を紹介しました。

今回紹介したおすすめスポットが、ツーリング計画を立てる際の、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

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