【北海道ツーリング】絶景スポットに快走ロード!押さえておきたいおすすめスポット10選(道東編)

ツーリング

こんにちは。きらくです。

私は20年ほどバイクに乗り続けており、晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。

バイクで走り回るのに最高の場所。ライダーの聖地といえば、北海道ですよね。

ただし、絶景だらけの広くて大きな北海道。
いざ行くとなっても何処に行けば良いのか迷う人も多いのではないでしょうか?

そこで北海道のおすすめツーリングスポットを、道東、道南、道北、道央の4つのエリア分けて紹介します。

今回紹介するのは道東編。
北海道の中でも絶景スポット、絶景ロードが集中している人気エリアです。

本当はまだまだ紹介したいスポットがたくさんあるのですが、ここだけは押さえておいて欲しいというスポットを10個に厳選してみました。

絶景スポットや絶景ロードを上げたらキリがない道東エリア。
限られた時間の中、何処に行こうか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

因みに私はルートを決める際、行きたいスポットをGoogleマップなどでマークしておき、マーク同士を結んで、時間・走行距離を見ながらツーリングルートを決めていますよ(^^)

1.雄大な絶景の中を走る、道内最も標高が高い峠道「三国峠」

標高1139mと北海道内で最も高い国道、三国峠。
道東エリアをツーリングするなら絶対に走って欲しい道の1つです。

見晴らしの良い峠から眺めるのは壮大な山々と、周囲一帯を緑に染める原生林。
大自然が作り出した息を吞むかのような絶景は、心洗われるような爽快感を与えてくれます。

また、原生林に覆われた山々の中に引かれた一本の道。
その道を今、自分がバイクで走ってきたのかと思うと感慨深いものがありますよね。

峠道自体は緩やかなカーブが続く、とても走りやすい道です。
走るのが楽しくなって、ついついスピードを出し過ぎてしまう事があるので、シカやキツネなど野生動物の飛び出しにはご注意ください。

2.屈斜路湖を望む絶景の大パノラマ「美幌峠」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

北海道人気ツーリングスポットには必ず登場する美幌峠。
  
標高525mとそれほど高い峠ではありまぜんが視界が開けているので、展望台からみた奥行きある絶景は全方位圧巻の一言。
これぞ北海道といった絶景に北海道、大自然の大きさを体感する事ができます。

眼下には日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖が拡がり、見渡す先には遥か彼方の山々まで眺める事ができるほど。

峠周辺には休憩や食事ができる所もあるので、全身で浴びた感動をそのままに、リラックスした時間を過ごして欲しいです。

もちろん美幌峠へ続く道中も、美しい景色の中を走れるワインディングロードになっていておすすめですよ。

3.日本で一番近付くことができる活火山「硫黄山」

(引用:一般社団法人 摩周湖観光協会)

高508m。山肌からは轟音とともに噴煙が立ち昇る溶岩山、硫黄山。

火山から出る硫黄成分で山麓周辺部の土壌には植物が育たず、岩だらけの地表であるため、アイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)と呼ばれています。

噴気孔のすぐ側まで歩いていく事ができ、周囲に硫黄の匂いが立ち込める中、そこら中からガスが噴き出す様は迫力満点です。

バイクの駐車料金で200円ほどかかりますが、こちらの駐車チケットは摩周湖第一展望台の駐車チケットと共通になっています。

硫黄山麓にはカフェやおみやげ物を買えるお店なんかもあるので、休憩ポイントにもおすすめです。
硫黄山名物「温泉ゆで卵」もここで買えるので是非!

4.青く美しい神秘の湖「摩周湖」

アイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、崇められてきた摩周湖。

世界でも最高ランクの透明度を誇るカルデラ湖で、透明度高い湖面に映し出される深い青色は「摩周ブルー」と呼ばれています。  
 
摩周湖は火山噴火によってできた湖で川と結ばれていません。
水源のほとんどは雨が土壌に浸透し、ろ過された水の為、透明度がとても高い水質になっているそうです。

また、神秘の湖と言われる所以がもう1つ。
「霧の摩周湖」という言葉をご存じでしょうか?

摩周湖は年中霧に包まれる湖としても有名で、1年のうち100日以上も霧に包まれているそう。
運良く晴れた日に訪れる事ができた時だけ、深く透き通るような青い湖に出会う事ができるんです。

個人的には霧に包まれた湖も幻想的で好きなのすが、自然のものとは思えないような青く美しい湖なので、晴れた日を狙って訪れて欲しいです。

5.ライダーの聖地!雄大な景色を一望できる「開陽台」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

バイク乗り達からも絶景ツーリングスポットとして人気の開陽台。

その大きさは東京ドーム約100個分。
1000頭近くの乳牛が放牧されている日本最大の酪農地帯を見渡せる絶景スポットですが、実はバイク乗りが広めて有名になった事はご存じでしょうか?

標高270mの丘に位置する開陽台展望館からは330度の特大パノラマで、周囲を囲む雄大な景色を一望する事ができます。

眼下に広がる草原と、遥か彼方の地平線まで見渡す事がある奥行き。
この絶景を前にすると、本当に地球が丸くて大きい事を実感できます。

展望館にはカフェがあり、軽食やジェラートを食べる事もできます。
季節によっては少し肌寒く感じる事もあるかも知れませんが、この雄大な景色を眺めながら、アイス食べてゆっくり過ごしてみて欲しいおすすめスポットです。

6.開陽台へとつづく、丘陵地帯を貫く一直線「ミルクロード」

(引用:中標津町役場)

開陽台へ向かう際に是非走ってもらいたい道が道北19号線、通称ミルクロードです。

ミルクを出荷するタンクローリーが走る一直線の道という事でその名が付いたこの道は、本州ではお目にかかれない延々と続く直線道路として人気です。

その直線区間の総距離は約6km。
起伏が激しく延々と続く一本道は、地平線まで繋がっているかのようで、バイクで走り抜ける爽快感はもはやアトラクションです(笑)
  
ツーリングルートとしても、ミルクロードから開陽台は、定番で大人気のルートですよね。
美しい自然を横目にミルクロードを走り抜けた先に、絶景パノラマの開陽台。

一度走れば、毎年ここに走りに来ようと思える絶景快走ルートなので、せっかく北海道を走るなら是非ともプランに入れて欲しいスポットです。

7.これぞ北海道の絶景ロード「天につづく道」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

ミルクロードは走って楽しい直線道路なんですが、北海道の直線絶景ロードとしてはここは外せないですよね。

果てしなく続く真っすぐな道が、天(空)まで繋がっているかのように見える事から名づけられた、天に続く道。

その全長はなんと約28.1km。
美しい自然の中、天まで続くかのように延々と伸びる一本道はまさに北海道の絶景。

雑誌やパンフレットなんかで、皆さん一度は目にした事があるのではないでしょうか?
普通の道でも走っていて楽しい北海道。
気持ち良くバイクで走っていて、突如眼前に現れるこの光景に感動すること間違い無しです。

また、頂上付近には展望台も設けられています。
ここから今まで走ってきた道を振り返ってみるのも、これまた絶景なんです。

真っすぐ続く直線道路の先にはオホーツク海が拡がっていて、今度は海に続く道に出会える事ができますよ。
(個人的にはこちら向きの絶景が本当におすすめ!)

真昼の夏空、夕暮れ時、紅葉の季節。
季節や時間を問わず感動できる道なのでバイク乗りなら、一生に一度は訪れて欲しい絶景スポットです。

8.世界自然遺産を走る「知床横断道路」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

2005年に世界自然遺産に登録されタ、知床半島。
そんな知床半島のウトロと羅臼をつなぐ、約30kmのワインディングロードが、知床横断道路です。

人間が手付かずの美しい自然を残す貴重な景色の中を、綺麗に舗装された幅の広い道が続く知床横断道路。
大自然の中を駆け巡るゆるいカーブとヘアピンカーブを織り交ぜた知床峠のワインディグは、バイク乗りなら見て楽しい、走って楽しい絶景ロードです。

標高738m、知床峠の頂上付近にある駐車場からは、周囲に何も遮る物がなく360度のパノラマで世界自然遺産を観る事ができます。

特に目前に迫る、雄大な羅臼岳は大迫力。
眼下に広がる原生林と相まって、鳥肌が立つような自然の壮大さを感じます。
 (人生ではじめて山を見てカッコいいと思いました…笑)

自分自身の目で見て、肌で感じて欲しい絶景スポットです!

9.本当に池?底まで見える澄んだ水面「神の子池」

(引用:きよさと観光協会)

摩周湖(神の湖)からの地下水が湧き出る山奥の池、神の子池。

水深は約5mもあるにもかかわらず、底まで見える透明度。
一年中水温が低い為、倒木が腐らずにそのまま沈んでいて、ライトブルーの透明な池と合わさる光景は神秘的な雰囲気を漂わせています。

池には鮭科の魚であるオショロコマが生息していて、オショロコマのオレンジ色が、神の子池の青に良く映えるんです。
木陰になっていて休憩にも良い場所なので立ち寄ってみてください。

注意点としては神の子池の駐車場までの道は未舗装路になっています。
砂利に注意して走行すれば問題ないようなフラットダートですが、大型バイクや荷物満載のバイクで行かれる方は滑って転倒しないようご注意ください。

10.本土最東端「納沙布岬」

(引用:公益社団法人 北海道観光機構)

本土最北端の宗谷岬を紹介した時にも言いましたが、バイク乗りは最極端を目指すもの…
本土の最東端に位置するのが、納沙布岬です。

日本で一番早く日の出が見られる場所としても有名ですよね。
岬から見る切り立った荒々しい岩肌や、雄大な太平洋が拡がる景色も圧巻です。

岬に立つ納沙布岬灯台は明治5年に建てられた、北海道最古の灯台。
海の安全を守り続ける北海道最古の灯台の基、美しい日の出を眺められたら、なんて想像しています。  

納沙布岬には灯台の他にも、北方領土返還を祈念する四島のかけ橋の像や、北方領土に関する歴史的資料や生息する動物の剥製などを展示する北方領土資料館があります。
(因みに最東端到達証明書は、この根室市北方領土資料館で入手できます。)

あと、ランチにおすすめなのが北海道最東端の食堂「鈴木食堂」さん。
ここでしか食べられない「さんま丼」は、臭みもなく本当に美味しいのでおすすめですよ。

まとめ:北海道 道東エリアはツーリングスポットが盛り沢山!

いかがでしたでしょうか。

今回は北海道ツーリングに行くなら押さえておきたい、道東エリアのおすすめスポットの中から、ほんの一部を紹介しました。
道東エリアは北海道の中でも絶景スポットが多くて、これでもかなり厳選したつもり…

今回紹介したおすすめスポットが、ツーリング計画を立てる際の、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

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