【愛車紹介】どこへでも行ける小さな相棒!ヤマハの逆輸入車「YB125SP」

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YB125SPと私 バイク乗り愛用品
きらく
きらく

こんにちは!
2019年に新車で購入。小さな相棒「YB125SP」とひとり旅を楽しんでいる、きらく
です。

あまり街中で見かける事は無い、ヤマハの逆輸入車「YB125SP」。
私が購入した当時は確か、バイクブームの影響もあって新車の販売価格が20万円くらいだったんじゃないかな…

街乗りからキャンプツーリングもこなせて、維持費が安い125ccを探している時に、
「安いし、見た目も好み!」
という事で、大して調べもせずに勢いで購入した気がします(笑)

安かろう、悪かろう?
いえいえ、YB125SPに5年以上乗り続けてきた経験から、扱いやすくて何処へだって行ける理想の1台
バイクライフを共に過ごすのにピッタリな小さな相棒なので、ご紹介します。

ヤマハ「YB125SP」ってどんなバイク?

YB125SPはあまり街中で見かける事がない、ちょっとマイナーなバイクなので簡単にどういうバイクなのかをご紹介します。

YB125SPはヤマハが中国市場向けに2012年に発売された、125ccクラス(原付2種)のオートバイです。

製造を中国ヤマハで行う事でコストが抑えられており、冒頭でもお話しましたが私が新車購入した際の金額は約20万円。
この金額で新車購入できる50cc以上のバイクって、なかなか無いですよね(笑)

製造コストを抑えて製造されたモデルだと、どうしてもチープ感が出てしまうかと思いきや…

バイクというより、オートバイという呼び名が似合うスタイリング。
全体はクラシックスタイルでメッキパーツも多く、シンプルながら所有欲も満たしてくれるんですから驚きです。

空冷単気筒エンジン特有のトコトコ走る鼓動感も可愛くて、本当にお気に入りの一台です(^^)

【YAMAHA YB125SPの基本スペック】

エンジン124cc 空冷4ストローク単気筒
吸気方式キャブレター
最高出力/回転数9.7PS/7,800rpm
最大トルク/回転数9.9N/6,000rpm
車体サイズ長さ1,970 x 幅760 x 高さ1,080mm
シート高760mm(身長165cmで両足ベタ付き)
車両重量115kg
タンク容量10L(平均燃費35~40km/L)
タイヤサイズフロント:2.75-18(空気圧:195KPa)
リア  :3.50-16(空気圧:210KPa)
 ※カッコ内は筆者の実体験です。

ヤマハ「YB125SP」の気に入っている点

ここからは実際に5年以上乗っていて感じた、YB125SPの気に入っている点をお話します。

因みに私は通勤ではバイクを使用していないので、主に乗るタイミングは週末
バイクの主な使用用途としては、

  • 日常の買い物
  • 週末のソロツーリング
  • 月に1~2回のキャンプツーリング

このような感じで、「普段は電車通勤している、週末ライダー」としてはよくあるパターンかなと思いますので、参考にしてみて下さいね(^^)

私がYB125SPの気に入っている点は、大きく4つ。

これらの理由について、それぞれ詳しくお話していきます。

①125ccとは思えない高級感があるクラシックスタイル

YB125SPの気に入っている点1つ目は、「高級感のあるクラシックスタイルが所有欲を満たしてくれる」事です。

スペック紹介でもお話しましたが、コストを抑えて製造された125ccとしてはスタイリングに高級感があるんですよね。

ヤマハの名車の中にはSR400やXS650など、今でも人気が高いモデルが多く存在します。

ヤマハは美しい
こうしたフレーズを聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?

楽器も作っているメーカーだからなのか、
 ・タンクからリアまでの、流れるようなラインの美しさ
 ・ヘッドライト、ウインカーなど細部の精巧さ
こうした物作りとしての美的センスやこだわりが、バイクでありながら美しいと表現されているのだと私は考えていて、それをYB125SPにも感じられるんですよね。

SRやXSをギュッと小さくしたかのような、美しくも可愛らしいYB125SP。
そのスタイリングは磨いたり眺めていてるだけでも楽しくて、所有欲をも満たしてくれますよ(^^)

②車体が軽く、足つきも良いので取り回しが簡単

YB125SPの気に入っている点2つ目は、「取り回しが簡単で楽」という事です。

車体自体は250ccクラスに近いサイズ感なのに、重量が250ccクラスの半分程度という点が、取り回しのし易さを実現している大事なポイント。

車両重量が軽い事はもちろんなんですが、250ccクラスに近いサイズ感が絶妙だと感じています。

例えばスクータータイプなどでも車両が軽いバイクはあるのですが、

  • タイヤサイズが小さいので、段差に弱い
  • ハンドルの幅、高さが固定されていて調節できない

こうした理由から、日常使いでの取り回しがやり辛くなってしまいます。

YB125SPは125ccクラスの軽量さはそのままに、タイヤサイズは大きく、ハンドルもライダーの体系に合わせた物に交換可能なので、より取り回しが楽なんですね。

また、足つきが良いのも嬉しいポイント

私は身長165cm・やせ型の体系ですが、跨った時に両足がベタつきします。
「バイクに足つきは関係ない」という人もいるのですが、やっぱり両足がしっかり着く方が安心ですよね(^^)

足が付くのであれば、押したり引いたりと取り回す際、跨ってしまえば良いんです。
前後タイヤと両足の四点でバイクを支える事になりますので、バイクがフラついたりする心配がないのでおすすめです。

私はキャンプ場やスーパーの駐車場など、重い荷物を積んでいる状態で小回りが必要な時は、跨ってからバイクを取り回すようにしています。

バイクの取り回しが心配な人は、是非試してみてくださいね。

③キャンプツーリングも余裕でできる積載力

ソロキャンプ風景

YB125SPの気に入っている点3つ目は、「キャンプ道具も余裕で積める積載力」です。

私はソロキャンプが趣味で9年ほど続けているのですが、YB125SPはキャンプ道具の積載がやりやすいです。
キャンプ道具が積載しやすいと感じる理由は2つ。

  1. 国によっては3人座れる、ロングシート
  2. シートから一直線に伸びるリアキャリア

日本ではもちろんNGですが、海外の国によってはYB125SPに4人乗ります(笑)

これは画像やショート動画で実際に見た事があるのですが、シート部分に3人が座り、もう一人がリアキャリアに座るんですよね。
これを実現できている理由が、一直線に繋がったロングシートとリアキャリアなんです。

つまりこれは、バイクの上に4人座れる程の広さの平面があるという事。
この広さにライダーは一人で、後は全てキャンプ道具を積めるスペースなわけですから、いかに積載の融通が効くのかお分かりいただけるかと思います。

スーパーカブやハーレーで荷物満載のバイクをたまに見かけると思うのですが、YB125SPの積載力はこれらのバイクに勝るとも劣らないと私は感じています(^^)

④燃費が良く、維持費も安い

お金

YB125SPの気に入っている点4つ目は、「維持費がとにかく安い事」です。

まずは必須の費用、税金や保険の年間費用合計は「42,300円」。
私の場合は月々3,500円くらいがバイクを所有する為にかかる、最低限の費用になります。

費用の内訳としては以下の通り。

自動車税2,400円
自賠責保険料6,900
任意保険料23,000円
ZuttoRide ロードサービス10,000円

この費用にプラスしてガソリン代が、だいたいの月額費用になります。

ガソリン代はどれだけ走るかによって変わってくるのですが、私が乗っているYB125SPは燃費が35~40km/Lほどあります。

タンク容量が10Lあるので、一回満タンにすれば350~400kmほど走れて給油頻度が少なく、お財布にも優しいので助かっています(^^)

また、125ccクラスの空冷単気筒エンジンは構造がシンプルなおかげで、故障が少ない事も維持費が抑えられるポイントでもありますね。

私が5年以上乗っている中で交換が必要になったのは、

  • リアタイヤ
    →パンクした為…(理由は後述)
  • バッテリー
    →2ヵ月近く動かしていない時があり、バッテリーが上がった為…
  • チェーン
    →15,000km走ったタイミングで予防交換
  • プラグ
    →10,000km走ったタイミングで予防交換
  • エンジンオイル
    →3,000km走る毎に交換

これくらいですね。
要するに、5年以上乗り続けていても、消耗品以外の交換は発生していません

こうしたバイクとしての耐久性の高さも、YB125SPの維持費が安い理由の1つです(^^)

ヤマハ「YB125SP」の気になる点

お気に入りの小さな相棒「YB125SP」ですが、車体の作りや性能の面で気になる点も勿論あります。

具体的には以下の3点。

これらの理由について、もう少し詳しくお話していきます。

①サイドスタンドが頼りない

YB125SPの気になる点1つ目は、「サイドスタンドのロックが弱く頼りない」という事です。

サイドスタンド自体の長さや取り付け角度も影響しているとは思うのですが、サイドスタンドのロックが甘く不安定なんですよね。

サイドスタンドを掛けた状態で、バイクの後ろから少しでも力が加わるとサイドスタンドが外れて収納されてしまいます。

思いっきり後ろから押したりすればサイドスタンドが外れるのは分かるのですが、

  • 買い物袋がリキャリアに引っ掛かった時
  • バイクの後ろで屈もうとして、お尻が当たってしまった時

こうした「ちょっと当たった(引っ掛かった)」くらいの力でも、簡単にサイドスタンドが外れてしまうんです。

特にショッピングモールの駐輪場なんかに停める時は、混み合う事が多いので気を使いますね…
私の場合は毎回、駐輪場に停める時にはセンタースタンドを上げるようにしています。

センタースタンドはしっかり固定されるので安心なのですが、毎回はちょっと面倒ですよね(^^;)

YB125SPの定番カスタムとして「YBR125のサイドスタンドに交換すると改善される」というのがあるので、いずれ私も交換しようかなと考えています。

②最初の加速が弱い

YB125SPの気になる点2つ目は、「出だしの加速は弱い」という事です。

これは125ccクラスのMT車なので仕方ない事なのですが、2スト原付スクーターの初速に負けます(笑)

私はYB125SPは速さを求めるバイクでは無いと考えているのでスクーターに加速で負ける事は気にならないのですが、最前列で信号待ちしていると後ろの車に煽られやすいんですよね…

スピードに乗っている状態なら車の流れに合わせて走れるのですが、0発信時の1~3速くらいまでは立て続けにギアチェンジが必要なので、後ろの車からすると遅く感じるのだと思います。

幹線道路なんかで信号待ちしていると、結構危ない抜き方をされる事があるので、後方確認には注意が必要です。

これもマフラーなど吸排気系や、スプロケットなどの駆動系をカスタムすることで改善は可能なのですが…

私はバイクに速さを求めるタイプではないので、カスタムは悩み中です(^^;)
(皆、もっとゆっくり走れば良いのに…笑)

因みに3~5速は加速感も良くて、シングルエンジン特有の鼓動も感じられるので、ツーリングなんかでは楽しく走る事ができますよ(^^)

③初期タイヤは変えた方が良い

バイクライフ

YB125SPの気になる点3つ目は、「最初に純正で着いているタイヤは質がよくない」という事です。

これはバイク屋さんで言われた事なんですが、新車販売されている時の純正で履いているタイヤはあまり質が良くない物だそうです。

YB125SPの純正タイヤは、チェンシンという中国製のタイヤが装着されています。
中国国内では売上ランキングでも上位の企業であり、コストパフォーマンスの面から評価も高いようなのですが…

中国製部品ではあるあるだと思うのですが、恐らく個体差があるんでしょうね(^^;)

これはあくまで私の場合ですが、私のYB125SPは釘などは何も踏んでいない状態でパンクしました。
それも新車購入後、間もないタイミング(1年以内)で、です。

バイク屋さんで調べてもらうと、タイヤの内側がケバ立ちトゲのようになってしまっていたそうなんですよね…

たまたま私が外れを引いただけなのかも知れませんが、純正として採用する為には幅広い条件下での使用や、コスト面は考えて選ばれていると思いますので、できればタイヤは交換することをおすすめします。

因みに私はIRCの「NR-21」というタイヤに交換したのですが、クラシックパターンのデザインと、素人でも分かる程のグリップ力の違いを感じたので、タイヤに迷っている人にはおすすめですよ(^^)

まとめ:小柄だけどタフなヤツ!YB125SPは気軽に楽しめる万能な相棒

琵琶湖の桜とバイク

いかがでしたでしょうか。
今回は5年以上実際に乗り続けてきて感じた、YB125SPについてお話してきました。

YB125SPはデザインや乗り味といったフィーリングは「これぞオートバイ!」と感じる事ができて、維持費も安いのでバイクライフの良き相棒になってくれる1台です。

  • 見た目がクラシックで、カッコいいバイクが好き
  • バイク初心者で、扱いやすくて経済的なバイクを探している人
  • 通勤やちょっとしたツーリングを楽しみたい人

このように感じている人にYB125SPはピッタリの1台なので、是非参考にしてみてくださいね。
小さくも頼もしい相棒と一緒に、新しい景色を見に走り出しましょう!


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
この記事があなたのバイク選びに、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

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