こんにちは。きらくです。
私は20年ほどバイクに乗り続けており、
晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。
木々が色付きだし、頬を撫でる風がひんやりと気持ち良いツーリングシーズン、秋。
季節を肌で感じ、移動自体を楽しめる事がバイクの魅力の1つですからね。
秋を感じに紅葉ツーリングを計画されている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、大阪のおすすめ紅葉ツーリングスポットをまとめてみました。
個人的にはライダースジャケットやブーツ、グローブなどのおしゃれを楽しめるのも、秋のツーリングの魅力の1つかなぁなんて思っています(^^)
1.お城に映えるのは桜だけじゃない!紅葉も美しい「大阪城公園」
春の桜で有名な大阪城。
天守閣を背景に満開に咲き誇る桜の写真は、パンフレットや広告などで見た事がある人が多いのではないでしょうか?
紅葉と聞くとカエデや、黄色く染まるイチョウを想像するかと思うのですが、桜の葉も秋には紅葉するんです。
大阪城周囲に植えられた、桜の数は約3,000本。
これらの桜が紅葉した景色は圧巻で、歴史ある建造物と自然の融合した美しさを堪能できます。
バイクで行く際は近くの、森ノ宮バイク駐輪場に停めるのがおすすめ。
無料で原付から大型まで停められて、駐輪場前の噴水広場から大阪城ホールに向けて歩く歩道がイチョウ並木になっているので、景色を楽しみながらのんびり歩くのに丁度良いんですよね。
ただし、ここの駐輪場は無料ということもあって人気なので、平日でも結構な台数のバイクが停まっていたりします。
休日は特に時間帯によっては空きが無い場合があるので、注意が必要ですね。
バイク乗りらしく朝早くの時間帯を狙うか、もしくは夜のライトアップを狙ってみるのも良いかと思います。
ライトアップされた大阪城と紅葉のコントラストは、昼間とはまた違った幻想的な美しさを見せてくれますよ。
2.大阪の紅葉スポットと言えば大定番「星のブランコ」
星のブランコとは大阪府民の森 ほしだ園地にある延長280m、最高地上高50mの国内最大級の吊り橋の事です。
ほしだ園地は大阪と奈良の境目あたりに位置するのですが、この辺りは七夕伝説ゆかりの地になっており、星降る里のシンボルという意味合いで「星のブランコ」という愛称がつけられました。
吊り橋の眼下にはほしだ園地の森が拡がり、360度パノラマで観る一面の紅葉は壮大な絶景。
紅葉は下から見上げるイメージが強いんですが、色付く木々の全貌を上から眺める迫力は圧倒されます。
吊り橋を渡った先には展望台もあって、比叡山から京都市街までを見渡す事ができますよ。
吊り橋の上で長い間立ち止まってしまうと通行の妨げになってしまうので、ゆっくり景色見ながら休憩するにはこちらがおすすめですね。
1点だけ注意点として、駐輪場から星のブランコまでは坂道が多く、時折舗装されていない道も現れます。
エンジニアブーツやらライディングシューズであれば問題ないかと思うのですが、オフロードブーツやレーシングブーツだとちょっと辛いかな…
そういう場合はスニーカーも持参される事をおすすめします。
バイクの駐輪場は無料で、利用時間は9:30~16:30となっています。
地上50mの吊り橋から眺める360パノラマの紅葉は、他ではなかなか見れない絶景なので是非一度足を運んでみてください。
3.清流と紅葉が美しい大阪の秘境!穴場紅葉スポット「摂津峡」
渓谷の豊かな自然が感じられる大阪・北摂エリアの景勝地、摂津峡。
紅葉に染まる渓谷を、清流のせせらぎを聞きながらハイキングする事ができる人気スポットです。
中でも紅葉の名所として人気なのは、「もみじ谷」と「白滝」ですね。
白滝は高さ15m、幅5mとそんなに大きな滝ではないのですが、少し周囲から隔離されたような物静かな景観に良く合っていて、白い滝と紅葉のコントラストがとても美しいです。
そしてもみじ谷はその名が示す通り、谷から見上げると一面に紅葉が拡がる絶景スポット。
360度、周囲を紅葉に取り囲まれた景色は別世界のように圧巻です。
いくつか東屋も用意されているので、のんびりお茶飲んだりも良いですね。
もみじ谷や白滝は高槻市が管理する摂津峡公園内になります。
もみじ谷などの他にも桜や屏風岩などの鑑賞ができる5つのハイキングコースがあり、四季折々の景色を楽しむ事ができます。
白滝はメインとなる渓谷コース、もみじ谷は中腹自然林コースを進むと見れますので是非訪れてみてくださいね。
バイクと自転車は無料の駐輪場に停める事ができます。
道中ハイキングコースとして整備はされていますが、他のスポットと同様に歩きやすい靴がおすすめです。
4.赤い多宝塔と紅葉の調和が美しい「大威徳寺」
もみじの名勝として知られる、牛滝山の中腹にある山岳寺院。
修験道の開祖である役行者が牛滝山に開いたと伝承される寺院で、古来、葛城修験道の霊場として尊崇を集めているそうです。
国の重要文化財にも指定されている、多宝塔と紅葉の優雅な美しさは一見の価値有り。
高さ13m、朱色の多宝塔と紅葉のコントラストがこれまた絵になるんです。
11月中旬の週末には牛滝山もみじ祭りも開催されていて、キッチンカーや地元泉州の物産店が出店するなど、多くの人が訪れる人気スポットです。
紅葉の秋と食欲の秋を一緒に楽しめるのも良いですよね。
もみじ祭りの開催日は岸和田市のホームページで発表されるので、是非チェックしてみてください。
駐車場の利用料金はバイクなら300円ですが、あまり広くはないです。
もみじ祭りの頃には臨時駐車場も増えるのですが、混雑が予想されるので早めに到着された方が良いかと思います。
寺院の奥にはいくつもの滝がある渓流歩道になっていて、秋だけではなく夏の避暑地としてもおすすめですよ。
歩道は少し滑りやすいので、こちらも歩きやすい靴がおすすめです。
5.行者の滝と紅葉が織りなす神秘的な絶景「犬鳴山 七宝瀧寺」
主人の危険を察知し、その鳴き声で救おうとした犬の伝説「義犬伝説」にちなんで勅号を賜うた犬鳴山。
犬鳴山にある修験道 行者の滝で有名なのが七宝瀧寺です。
七宝瀧寺は修験道の霊場として有名で、今でも全国から行者が修行に集まるのだとか。
事前予約は必要ですが一般の人でも滝行などの山伏修行体験ができるそうですよ。
少し前にはなりますが、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ」の温泉同行会でもこの行者の滝が取り上げられていましたね。
この七宝瀧寺に向かう渓谷の山道は落葉樹の種類が豊富で、清流沿いを鮮やかに染める紅葉は正に絶景。
その渓谷美は「大阪みどりの百選」に選定されています。
この渓谷はハイキングコースにもなっていて、大小いくつもの滝や修験道の行場など雄大な山岳景観と紅葉を一緒に楽しむ事ができます。
麓には温泉街もあるので、食事をしたり温泉歩き疲れた体を癒したり、一日中遊べてしまう観光スポットです。
バイクで行く場合、温泉街など周辺施設も楽しみたいなら犬鳴山駐車場へ、七宝瀧寺と行者の滝のみであれば七宝瀧寺の駐車場に停めるのがおすすめです。
ただし、紅葉シーズンはイベントなども開催されていて、料金や場所が変更になっている可能性があるので、事前に駐車場は調べておいた方が良いかと思います。
まとめ:大阪府内の紅葉ツーリングスポットだって負けてない!
いかがでしたでしょうか。
紅葉ツーリングスポットを調べた時、意外と大阪府内って出てこないなと思い、今回おすすめスポットを5つ紹介しました。
関西の紅葉スポットで調べるとやっぱり京都や奈良が多いかなと思うのですが、大阪府内だって絶景スポットがたくさんあります。
大阪城は大阪市内ですが、なるべく都市部にはならないように纏めてみましたので、バイクでも行きやすいのではないかなと思います。
バイクで走っていても、暑くも寒くもない貴重な季節。
美しい景色を求め、相棒と一緒に走り回っちゃいましょう!
今回紹介したおすすめスポットが、ツーリング計画を立てる際の、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
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