こんにちは。きらくです。
私は20年ほどバイクに乗り続けており、
晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。
木々が色付きだし、頬を撫でる風がひんやりと気持ち良いツーリングシーズン、秋。
通勤途中などに見る木々も色付き出し、晴れた休みの日には紅葉ツーリングに行きたいな、なんて考えているバイク乗りは多いんじゃないでしょうか。
ただ、紅葉ツーリングとは言ってもスポットが多くて迷っちゃいますよね。
そこで今回は関西紅葉ツーリングスポットの第四弾として、滋賀のおすすめスポットを5つに絞って紹介していきます。
季節を全身で感じながら、移動自体を楽しめちゃう事がバイクの魅力の１つ。
美しい景色を求めて走り出しましょう！
個人的にはライダースジャケットやブーツ、グローブなどのおしゃれを楽しめるのも、秋のツーリングの魅力の1つかなぁなんて思っています(^^)
1.滋賀の紅葉と言えばここ！絶対の定番スポット「メタセコイア並木」
滋賀の紅葉スポット、というか日本全体で見ても有名な紅葉スポットとして、ここは外せませんよね。
滋賀県高島市にある2.4kmの並木道、メタセコイア並木です。
四季それぞれで表情が変わるので季節を問わずバイク乗りに人気のスポットですが、500本ものメタセコイアが色付く秋が断然おすすめ。
まっすぐ延びる道路に紅葉したメタコセイアが街路樹のトンネルを作り出していて、バイクで走れば爽快感と感動を同時に与えてくれます。
訪れてみれば美しい風景に自然と速度は落ちると思うのですが、周辺の道路は生活道路なのでスピードの出し過ぎには気を付けてくださいね。
特に紅葉時期の土日祝などはかなり混雑し、歩行者も多いので注意が必要です。
よくSNSなどでメタセコイア並木とバイク・車の写真を見かけるかと思うのですが、メタセコイア並木での路上駐停車は禁止されています。
映えスポットでもあるので愛車と一緒に写真を撮りたくなる気持ちは私も分かるのですが、「少しだけ」「皆もやってるから」という気持ちが重なった結果、残念ながら走れなくなってしまった道や入れなくなってしまった場所が数多く存在します。
せっかくバイク乗りに人気な、関西でも有名の絶景ロード。
一人一人がマナーを守ることで大切にしていきたいですね。
2.紅葉に彩られた快走ロード「奥琵琶湖パークウェイ」
琵琶湖の最北端「奥琵琶湖」といわれるエリアにある全長18.8kmのドライブウェイ。
琵琶湖の北側に突き出した「つづらお半島」に沿うように道が整備されていて、ワインディングも楽しめる快走ロードになっています。
春には約3,000本もの桜が咲き乱れるお花見ツーリングスポットとして人気ですが、湖畔が鮮やかに色付く紅葉時期も絶景。
道は綺麗に舗装されていて、湖に沿うに大小様々なコーナーが続くワインディングロード。
琵琶湖を横目にバイクで走れば紅葉のトンネルが迎えてくれる、走りも景色も楽しめる絶景ロードになっています。
車でも同じ道を走る事はできるのですが、道幅があまり広く無い事と、自然を全身で感じられるという事で、やっぱりバイクで走るのがおすすめですね。
頂上付近には琵琶湖全体の4分の1もの景色を眺める事ができる「つづら尾崎展望台」があります。
鮮やかに色付く山々に囲まれた、日本最大の湖は美しく雄大な景色はほんとに絶景。
展望台には広い駐車場やレストラン、土産物店などもあるので休憩スポットとしてもおすすめですよ。
あと、個人的には展望台に続く道の麓にある、菅浦の湖岸集落も好きな場所の1つ。
重要文化的景観にも選定されている場所で、ゆっくりと時間が流れているかのような、静かで穏やかな湖畔風景に癒されます。
3.滋賀の湖は琵琶湖だけじゃない！鏡のような湖面に映る美しき紅葉「余呉湖」
琵琶湖の北、長浜市にある1周約6.4kmの小さな湖。
周囲の景色を映し出す美しい水面から「鏡湖」とも呼ばれる余呉湖。
秋の晴れた日なんかには、紅葉に彩られた山々が湖面に映ってほんとに美しくて、吸い込まれそうな絶景に出会わせてくれます。
その神秘的な美しさから、日本のウユニ塩湖なんて呼ばれたりもするんだとか。
神秘的というと、余呉湖は天女が降り立ったという、羽衣伝説の地としても有名ですよね。
湖北側には天女が羽衣を掛けたとされる「衣掛柳」もあり、人気観光スポットになっています。
滋賀で湖と言えば琵琶湖を想像する人がほとんどかと思うのですが、個人的には琵琶湖よりも好きな場所が余呉湖だったりします。
1周約6.4kmと小さい湖ではあるんですが、木々に囲まれた外周をのんびりバイクで走る事ができて、湖との距離がすごく近いんですよね。
湖を取り囲む山々が色付き、走る道には紅葉のトンネル。
少し立ち止まって眺める湖面に色とりどりの景色が映り込む様は、本当に絶景ですよ。
是非ともバイク乗りには訪れて欲しいスポットです。
4.舗装林道の先に待ち受ける紅葉と雲海の絶景「おにゅう峠」
滋賀県と福井県の県境、標高約820mに位置する「おにゅう峠」。
12月初め頃には雲海が現れ、山々を彩る紅葉と合わさると、雄大で美しい風景を楽しめる絶景スポットです。
一応、道の名称としては林道という位置付けになっているのですが、道は舗装されていてガードレールも整備されている「舗装林道」になっています。
滋賀県側と福井県側の2つのルートが存在するのですが、できれば滋賀県側から入るのがおすすめですね。
というのも、福井県側のルートは落石や道路が陥没している箇所があったりと、少々荒れているので大型バイクやハーレーなんかだと少し走るのが怖いかなぁという印象です。
頂上にはおにゅう峠の石碑が有るので、滋賀県側・福井県側ともにこの石碑を目印に進むと良いかと思います。
頂上付近、展望ポイントから望む壮大なパノラマはほんとに絶景。
石碑の後ろにある高台からの眺めが有名ですが、個人的には途中から見える、今まで走ってきた道路と山々を染める紅葉のコントラストが油絵のように美しくてお気に入りです。
峠へ向かう道中もパッチワークの様に色とりどりに染まった木々の中をワインディングロードが続くので、ゆっくり景色を楽しみながら走るのに最適ですよ。
5.水面に映る伊吹山と、取り囲む紅葉の美しい調和「三島池」
周囲約780m、今から700年ほど前に農業用水池として造られた溜め池で、農林水産省のため池百選にも選ばれました。
マガモの生息地としても保護されていて、さまざまな水鳥や野鳥が飛来してくるので、バードウォッチングにも人気のスポットになっています。
絶景スポットとして人気なのは、やっぱり池に映る日本百名山・伊吹山ですよね。
富士山が湖に映る逆さ富士は聞いた事があるかと思うのですが、三島池では「逆さ伊吹」を見る事ができるんです。
晴れた日には紅葉に染まった木々が池を取り囲み、伊吹山と共に水面に映り込む様は本当に美しいです。
鳥の鳴き声も合わさると、池の周り一体には穏やかな時が流れているような感覚になり、癒しの時間を味わう事ができます。
三島池外周に整備された遊歩道は紅葉のトンネルになっているので、のんびりお散歩にも良いですね。
この遊歩道、夏場にはホタルも見れるスポットだったりします。
因みにバイクと伊吹山を一緒に眺めたいなら、三島神社を目指して走るのがおすすめです。
長い時間の駐停車はできず、通行する車に注意が必要ですが、何ヶ所かバイクと伊吹山を一緒に眺められる場所がありますので探してみてくださいね。
まとめ：滋賀の美しい風景に癒される紅葉ツーリングを！
いかがでしたでしょうか。
関西の紅葉ツーリングスポット第四弾、滋賀編を紹介してみました。
バイクで走っていても、暑くも寒くもない貴重な季節。
美しい景色を求め、相棒と一緒に走り回っちゃいましょう！
今回紹介したおすすめスポットが、ツーリング計画を立てる際の、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
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