バイクでソロキャンプに行く時、最低限必要な物って何?
積載が大変で、荷物を少し減らしたい…
そんな悩みを持つバイクキャンパーの皆様へ

こんにちは!
ソロキャンプ歴9年目。焚き火に照らされたバイクを眺めている時間が最高の癒し、きらくです。
バイクとキャンプって、本当に相性が良いですよね。
自然に囲まれた中でテントを張り、焚き火に照らされたバイクを眺める時間は至高の癒し…
出発前ですらリアシートにキャンプ道具を縛られたバイクを眺めているだけで、バイク旅を感じられてワクワクしてきてしまうんです(^^)
しかし、バイクならではの制約があることは事実。
特に荷物の積載量には限りがあるので、なるべく軽量・コンパクトな道具選びが必要になってきます。
私自身何度もャンプ道具の取捨選択を繰り返してきましたが、
「最低限これだけあれば、ソロキャンプツーリングを楽しめる」
というリストができましたのでご紹介していきます。
レビュー記事でなないので、私が使っている道具はあくまで一例です。
・デザイン
・機能性
・価格
これらは人それぞれ好みがあるかと思いますので、「どういった役割の道具が必要なのか」という視点で参考にして頂けると嬉しいです(^^)
【必要最低限にミニマム化】私のソロキャンプ道具一式

上の写真が、私がソロキャンプツーリングで使用しているキャンプ道具の一式です。
テント以外を片側約12Lのサイドバックに全て収納していて、両側とも500mlのペットボトル1本分くらいはスペースに余裕がある感じですね。
「合計24L + テント」なので、個人的にはまぁまぁコンパクトにできているんじゃないかなぁ、と…(^^;)
そんな私がキャンプ道具を選ぶ際の基準ですが、まずは大きく5つの役割で道具を分類しています。
これら5つに分類したキャンプ道具の中から、
「絶対に必要な物」
「あると便利な物・持って行きたい物」
をそれぞれ、収納するバッグに収まるように選んでいくんです。
収納するバックを先に決めてしまうこのやり方は、収まりきらない余分な物は持って行かなくなるので、道具を減らしたい人は試してみて欲しいです。
最初はちょっと心配に感じますが、キャンプを終えると「意外とこれだけで何とかなるもんだな」と感じてもらえると思いますよ(^^)
①春・夏・秋の3シーズン対応「寝る時の道具」

ここからは私が実際に使用しているキャンプ道具を例に、
・どういったキャンプ道具が必要なのか?
・どういう基準で選んでいるのか?
これらについてお話していきます。
まず1つ目は、「寝る時に使用するキャンプ道具」についてです。
上の写真が寝る時に使用しているキャンプ道具で、絶対に必要 or あると便利に分けると以下のようになります。
(すみません、肝心のテントが映っていないです…汗)
・絶対に必要 …テント、シュラフ、マット
・あると便利 …シュラフカバー、インナーシュラフ、インナーシート
私が実際に使用しているキャンプ道具を例に、選ぶ際に重視した点についてもお話していきます。
▼すみません、テントについてはこちらの記事をどうぞ(_ _;)
【寝る時の道具】絶対に必要:テント、シュラフ、マット
寝る時のキャンプ道具で絶対に必要な物が、
・テント
・シュラフ
・マット
の3つです。
私が実際に使用しているキャンプ道具を例に、選ぶ際に重視した点についてもお話していきます。
- テント(私は「モンベル ムーンライトテント1型」を使用)
キャンプ場によってはペグが刺さり辛い場所があるので、自立式のダブルウォールテントがおすすめ。
ワンポールテントなどはペグが刺さらない場所では使えず、シングルウォールテントは結露でテント内が濡れてしまい、使い辛い。 - シュラフ(私は「モンベル シームレスダウンハガー800#3」を使用)
幅広い季節で使える、3シーズンシュラフ(最低使用温度が0℃前後)がコスパが良い。
値段は高くなるが化学繊維よりダウンの方が保温性が高く、収納サイズ・重量ともに小さくなるのでおすすめ。 - マット(私は「モンベル エアーパッド180」を使用)
エアーマットが一番収納サイズがコンパクトで、寝心地も良いのでおすすめ。
ただし穴が空くと使えないリスクがあるのでパンクが心配な人は、収納サイズは大きくなるがクローズドセルマット。
▼シュラフ、マットについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
【寝る時の道具】あると便利:シュラフカバー、インナーシュラフ、インナーシート
寝る時のキャンプ道具であると便利な物は、
・シュラフカバー
・インナーシュラフ
・インナーシート
の3つです。
必須ではないのですが「キャンプ場で快適に寝る事」は、起きている時以上に重視した方が良い点なので、できれば持って行く事をおすすめします。
キャンプで寝られないほど辛い事はないので、下手するとキャンプ自体を嫌いになりかけます…(^^;)
(経験談)
- シュラフカバー(私は「SOL エスケープヴィヴィ」を使用)
寒さ対策として外気を遮る防風性は、シュラフの適応温度より大切。
シュラフカバーは防水(=防風)の物が多く、保温性が高まるので寒い時期のキャンプでは必須。 - インナーシュラフ(私は「SeaToSummit サーモライトリアクター」を使用)
シュラフの中に入れる事で、適応温度を上げてくれるのがインナーシュラフ。
ダウンシュラフは洗濯する事が難しいので、手軽に洗濯機で回せるインナーシュラフは衛生的にもおすすめ。 - インナーシート(私は「100均 アルミシート」を使用)
寒い時期のキャンプで怖い、地面から体温を奪われる底冷え対策。
100均の薄いアルミシートでも下から感じる冷気が然違うので、1枚あると安心。
②ソロキャンプならこれで十分「食事の道具」

2つ目は、「食事の時に使用する道具」について、お話していきます。
上の写真が、食事の時に使用するキャンプ道具一式で、絶対に必要orあると便利に分けると以下のようになります。
・絶対に必要 …クッカー、ストーブ
・あると便利 …シェラカップ、カトラリー、水ボトル
私が実際に使用しているキャンプ道具を例に、選ぶ際に重視した点についてもお話していきます。
【食事の道具】絶対に必要:クッカー、ストーブ
食事の時に使用するキャンプ道具で絶対に必要な物が、
・クッカー
・ストーブ(バーナー)
の2つです。
私がそれぞれのキャンプ道具選んだ基準としては、以下の通り。
- クッカー(私は「SnowPeak トレック1200」を使用)
クッカーの素材は、アルミが一番扱い易いのでおすすめ。
焚き火で使用するとテフロンコーティングなどはハゲやすいので、アルミ無垢の物が良い。 - ストーブ(私は「Coleman デュアルフューエルストーブ」を使用)
私の場合はバイクと燃料を共有できるので、ガソリンストーブを使用。
火加減の調整もしやすく扱い易いのはガスストーブだが、寒さに弱いのがネック。
アルコールストーブの方が寒さに強く軽量・コンパクトになるが、火加減はできない。
【食事の道具】あると便利:シェラカップ、カトラリー、水ボトル
食事する時のキャンプ道具であると便利な物は、
・シェラカップ
・カトラリー
・水ボトル
の3つです。
私自身は常に持って行っているキャンプ道具なのですが、他の道具でも代用はできるという意味で、あると便利なキャンプ道具としてご紹介します。
これらの道具は100均などに売っている、使い捨ての物でも代用できますので、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選んでみると良いかと思います。
例)・シェラカップ → 紙皿、紙コップ
・カトラリー → 割り箸、竹スプーン
・水ボトル → ペットボトル
- シェラカップ(私は「SnowPeak チタンシェラカップ」を使用)
コップとしても取り皿としても使える、1つで2役を担えるキャンプの定番道具。
素材は軽くて丈夫なチタン製を使用。
直接火にかける事もできるので、温め直したり湯沸かしに便利。 - カトラリー(私は「SnowPeak チタン先割れスプーン」を使用)
キャンプの食事はこれ1本あれば問題ない、おすすめのキャンプ道具。
素材は、軽くて丈夫なチタン製を使用。
プラスチックや木製の物だと洗っても匂いや色が残ったり、運搬中に折れてしまう危険がある。 - 水ボトル(私は「EVERNEW ウォーターキャリー 1.5L」を使用)
くるくる丸めてコンパクトに収納できる、ウォーターボトル。
色々なメーカーからウォーターボトルが出ているが、EVERNEWの物は蓋とボトルが紐で繋がれているので、蓋を地面に落としてしまう心配が無い。
③ソロキャンプの夜を彩る「焚き火の道具」

3つ目は、「焚き火の時に使用する道具」について、お話していきます。
そもそもキャンプの時に焚き火をやる・やらないは人それぞれだと思うのですが、私自身はキャンプに焚き火はほぼ必須だと考えています。
準備や後片付け、焚き火中の火の粉に注意したりと手間はかかるのですが、焚き火をする・しないによってキャンプの充実感が全然違うんですよね。
非日常を味わうキャンプだからこそ、できれば焚き火はやりたいなと考えています(^^)
上の写真が私の焚き火の時に使用するキャンプ道具一式で、絶対に必要 or あると便利に分けると以下のようになります。
・絶対に必要 …焚き火台、焚き火シート、革手袋
・あると便利 …ナイフ、ノコギリ、火吹き棒、マッチ
私が実際に使用しているキャンプ道具を例に、選ぶ際に重視した点についてもお話していきます。
【焚き火道具」絶対に必要:焚き火台、焚き火シート、革手袋
焚き火の時に使用するキャンプ道具で絶対に必要な物が、
・焚き火台
・焚き火シート
・革手袋
の3つです。
昔は直火で焚き火ができるキャンプ場もあったのですが、今は景観や安全面から殆どのキャンプ場で焚き火台が必須になっています。
また、焚き火台だけだと火の粉や燃えた木片などが地面に落ちてしまう事が多いので、個人的には焚き火シートも必須で持って行くのがおすすめ。
芝生を焦がしてしまってもダメですし、乾燥していると火の粉が燃え広がったりして危険ですからね。
畳めば大した荷物にもならないので、焚き火をする場合は準備しておきましょう(^^)
- 焚き火台(私は「UCO ミニフラットパックグリル」を使用)
サイズ感がソロに丁度良く、折り畳み式なので収納・展開が簡単。
ステンレス素材なので少し重く、長年使用していると歪みが発生してくる。 - 焚き火シート(私は「LOGOS 焚き火シートS」を使用)
燃えない素材、グラスファイバー製の焚き火シート(コゲたり、穴は空く)。
私は焚き火台が小さいので、焚き火シートも小さく軽いSサイズを使用。 - 革手袋(私は「ホームセンターで売っている作業用革手袋」を使用)
キャンプ用の革手袋もあるが、気兼ねなく扱える安くて丈夫な革手袋がおすすめ。
ペグ打ちや薪割り、枝を折る時などの手の保護用。
少しなら燃えている薪も触れるので、火ばさみ代りとしても使用。
【焚き火道具】あると便利:ナイフ、ノコギリ、火吹き棒、マッチ
焚き火で使用するキャンプ道具であると便利な物は、
・ナイフ
・ノコギリ
・火吹き棒
・マッチ
の4つです。
これらが無くても焚き火はできるのですが、快適に焚き火を楽しむためには合った方が良いなと考えているキャンプ道具ですね。
因みに私は、薪は道中のホームセンターやキャンプ場で購入するか、拾い木が許可されているキャンプ場では枯れ枝などを現地調達して焚き火を楽しんでいます(^^)
- ナイフ(私は「CONDOR デザートロンパー」を使用)
薪割りに使用するなら、頑丈なフルタングナイフがおすすめ。
折りたたみ式のナイフで薪割りをしてしまうと、刃の付け根が折れてしまうので注意。 - ノコギリ(私は「ConiferCone バタフライソー2」を使用)
購入した薪や落ちている枝を切るのであれば、コンパクトな折りたたみノコギリで十分。
市販の薪は30~40cmの長さで揃えられている場合が多く、小さな焚き火台だとノコギリで長さを短くしないと焚き火台に薪が収まらない。
▼ノコギリについては、こちらの記事で詳しくお話しています。
- 火吹き棒(私は「100均 火吹き棒」を使用)
無くても焚き火はできるが、火吹き棒があると焚き火の火力調整がやり易い。
特に湿った薪や太い薪を燃やしたい場合は、火吹き棒で火力を上げて燃やす必要がある。 - マッチ(私は「UCO ストームプルーフマッチ」を使用)
ライターやガストーチでも代用可能だが、薪と一緒にそのまま燃えてくれるので、焚き火の着火はマッチが便利。
UCOのストームプルーフマッチは水の中でも着火可能なほど防水性が高く、雨や気温の低い場所でも安心して使える。
④消耗品などの細々した「その他の道具」

4つ目は、「その他の細々したキャンプ道具」について、お話していきます。
上の写真がその他のキャンプ道具一式で、私は「asobito ファーストエイドポーチ」にひとまとめに納しています。
消耗品や細々した道具は何個も持って行こうとするとキリがなく、1つ1つは小さくても数が増えると嵩張り重量も増えてしまうんですよね(^^;)
キャンプ道具一式のところでもお話しましたが、収納するバックやポーチを先に決めて、収まる分だけ持っていくようにすると無駄な持ち物が減りますのでおすすめです。
このポーチに入っている消耗品や細々したキャンプ道具を私は毎回持って行っているので、全て必須装備と考えています。
特にキャンプ場の夜は真っ暗になりますので、ランタンなどの照明は必須。
トイレに行く時やテント内で探し物をする時にも便利なので、両手がフリーになるヘッドライトも持っていく事をおすすめします(^^)
また、なるべく使わない方が良いですが、自然の中で過ごすキャンプではファーストエイドキットも必須装備ですね。
最低限、切り傷や腹痛などには対処できるように準備しておきましょう。
- ランタン(私は「GoalZero マイクロフラッシュ)を使用)
サイズがコンパクトで明るい、LEDランタンがおすすめ。
後述するキャンドルランタンなどは、雰囲気は良いが照明としては光量不足。 - ヘッドライト(私は「UCO ベータヘッドランプ」を使用)
前方を照らしながら、両手が自由に使えるヘッドライトはキャンプの必須装備。
普段は消灯したまま頭に付けておき、必要な時だけ手元や足元を照らして使用。 - 折りたたみナイフ(私は「BUCK 110フォールディングハンター」を使用)
食材やレトルトの封を切ったり、主に食事の時に使用するサブナイフ。
薪割りナイフでも代用はできるが、できれば食材を切るナイフは使い分けたい。 - ファーストエイドキット(救急セット)
私の場合は「GRANITE GEAR ファーストエイドポーチ」に収納。
中身は100均で揃えた絆創膏・消毒液・ガーゼ・テーピングなどと、薬局で購入した鎮痛剤や腹痛薬。 - 消耗品(紙類)
ポケットティッシュ、除菌ウェットティッシュ、キッチンペーパーを使用。
100均で売られている小分けになった物が、大きさ・量ともにソロキャンプでは使い易い。
⑤【無くてもOK】あると快適に過ごせる「くつろぎ用の道具」

私のキャンプ道具一式の最後5項目は、あると快適な「くつろぎ用のキャンプ道具」です。
持って行くキャンプ道具をもっと削りたい場合は、全て不要な物。
ただ、こうした道具があるだけで、よりソロキャンプを快適に楽しめるようになるので、できれば持って行きたいんですよね。
このような「無くても良いけど、あったら快適で楽しいキャンプ道具」は、増やそうとするとキリが無いので本当に沼でもあります(^^;)
私自身も長年のキャンプ歴の中で、それぞれの道具がある時・ない時を試してみて「最低限これだけはあった方が快適かな」という今の装備に落ち着きました。
- テーブル(私は「Belmont チルサイドテーブル」を使用)
地面に直接、荷物を置く事に抵抗が無ければ不要。
折りたたみ式のローテーブルの方が軽量・コンパクトだが、テーブルは少し高さがあるだけで快適性が全然違う。
▼テーブルについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
- チェア(私は「Helinox タクティカルチェアミニ」を使用)
座布団やマットに座る、地べたスタイルのキャンプであれば扶養。
テーブル同様、少し高さがあるだけで快適性が上がり、服や靴が汚れ辛くなる。 - キャンドルランタン(私は「UCO キャンドルランタン」を使用)
光量が弱く、テント内で使うには危険もあるので基本は不要。
しかし、LEDとは違った優しい灯りを生み出してくれるので、キャンプサイトの雰囲気を良くしてくれる。
▼キャンドルランタンについては、こちらの記事で詳しく紹介しています
- スキットル(私は「カナディアンウイスキー スキットルボトル」を使用)
私は焚き火をしながらウイスキーやブランデーを飲む事が多いので使用しているが、そもそもウイスキーなどのお酒を飲まない人は不要。
ボトルはスーパーでこのまま売られていて、中身を入れ替えて使用。 - ラジオ(私は「Gemean 小型ラジオ(ウッド調)」を使用)
私はキャンプ中、ラジオで音楽を聴く事が好きなので使用。
ただし、キャンプ場は就寝時間が指定されている場合が多いので、日暮れ後は音量を下げ、就寝時間を過ぎたら消すなど注意が必要。
まとめ:基本はこれで大丈夫!実際にキャンプツーリングに出掛けて道具を選ぼう

今回は私が8年かけて厳選したソロキャンプで最低限必要と考える、キャンプ道具一式をご紹介しました。
最後に紹介したキャンプ道具一式を、リストにまとめてみます。
キャンプ道具はこだわりだすと、本当にキリが無いですからね(^^;)
お気に入りのキャンプ道具をたくさん集めるのもキャンプの醍醐味ですが、バイク移動となるとなるべく荷物は軽量・コンパクトにしたいもの…
自分だけの厳選されたキャンプ道具をバイクに積んで、身軽で気楽なソロキャンプツーリングに出掛けましょう!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事があなたのキャンプ道具選びに、少しでもお役に立てれば嬉しいです(^^)
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