小型バイクでロングツーリング!1泊2日の持ち物リスト【5選】

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メタセコイア並木とバイク SoloTouring
きらく
きらく

こんにちは!
125ccでも遠出したい!小さな相棒「YB125SP」とひとり旅を楽しんでいる、きらくです。

ツーリングに出掛ける際、何を持っていけば良いのかって迷いますよね。

「準備はしておかないと、何かあった時に不安…」
「ただ、あまり荷物が多過ぎると、運転の邪魔で楽しめない…」

私のように小型バイクに乗っていると、尚の事積載性が限られてしまいますので、持ち物の取捨選択が重要になってくるんです。

特に悩むのが、ロングツーリング。
1泊2日や2泊3日のロングツーリングに出掛ける時は、当然ながら日帰りツーリングよりも持ち物が多くなりますからね。

そこで今回はソロツーリング歴10年以上の経験から必要最小限に厳選した、ロングツーリングでの持ち物リストをご紹介します。

今回ご紹介する持ち物リストは、泊数に合わせて多少着替えが増減するだけで、1泊2日や2泊3日、1週間でも大きく変わる事はありません。

私はこの持ち物で、最長2週間のロングツーリングにも対応できましたので、是非参考にしてみてくださいね(^^)

小型バイクでのロングツーリングは、持ち物選びが超重要!

バイクライフ②

まずは小型バイクでロングツーリングに出掛ける際、持ち物の取捨選択がなぜ重要なのかお話していきます。

バイクはただでさえ積載量に限りがある乗り物ですが、中型・大型バイクに比べて小型バイクはさらに積載量が少なくなります。

「今の小型バイクは中型と大きさが変わらない?」
「スクーターなら足元に置けるし、MT車でも最近のはリアキャリアがある?」

確かに私が乗っているYB125SPもフラットなシートレールや、大きなリアキャリアのおかげで積載量は中型スポーツバイクよりも大きいですね。

ただ、そういう事ではないんです。
「積めるかどうか」ではなく、「積んだ状態で走り易いかどうか」を考えないといけません。

小型バイクは車重が軽く、馬力やトルクも低いオートバイ。
取り回しやすく扱いやすいというメリットがあるのですが、軽くパワーが低い分、重い荷物や大きな荷物を積載してしまうと、簡単にバランスを崩してしまうんです。

私の実体験だと、特に不安定に感じたのは「コーナリング中」と「横風を受けた時」ですね。

キャンプ道具を積載していたので特に重く大きな荷物を積んでいたという事もありますが、コーナリング中
には後輪を外側に引っ張られるような力を感じ、滑りそうな恐怖を感じました。

また、小豆島ツーリングで海沿いを走っている時に強い横風を受け、フラつく車体に必死にしがみついて走った経験がありますね…
海沿いでなくても橋の上なんかは急に強い横風が吹いたりしますので、油断しているとホントに転倒してしまう事だってあり得るんです。

荷物を積んだバイク

「でもそれって、荷物をたくさん積んでいなくても同じじゃない?」

こうした疑問を持つ人もいそうですが、半分は正解です。
滑りそうになったり横風で煽られる事は、荷物を積んでいない状態でもあり得ます。

ただし、荷物が少ない状態であれば、車重が軽くパワーが低い小型バイクのメリット「扱いやすさ」を活かす事ができるので、体制を立て直しやすくなるんです。

特に1泊2日のロングツーリングとなると、身体にも疲れがたまってきます。
自分では気付いていなくても、注意力が落ちてきてしまたったり、普段より力が入り辛くなったりしていますので、安全にツーリングを終えるためにも持ち物選びは大切なんです。

1泊2日のロングツーリングで最低限必要な持ち物【5選】

ここからは1泊2日でロングツーリングに行く時の、最低限あった方が良い持ち物についてお話していきます。

日帰りと一泊で、バイクの運転中に備える持ち物に変わりはありません。
日帰りと一泊で大きく変わるのは、

  • 運転時間が長くなる
  • 移動距離が長くなる
  • 一晩、家に帰らない(外泊する)

これらに備えた持ち物が、1泊2日のロングツーリングでは追加で必要になります。

日帰り用で紹介した5点に、これからお話する5点が追加された合計10点が、私が考える1泊2日ロングツーリングで最低限必要な持ち物になりますので、合わせてチェックしてみてくださいね。

【一泊ソロツーリング】最低限の持ち物 5選

  1. お風呂セット(洗面道具・日用品)
  2. 着替えセット(部屋着と兼用できる服がおすすめ)
  3. 防寒着(インナーダウン)
  4. 充電器(コンセント用)
  5. レッカー無制限ロードサービス

▼日帰りツーリングでの最低限の持ち物リストはこちら

①お風呂セット(洗面道具・日用品)

1泊2日ロングツーリングで最低限必要な物、1つ目は「お風呂セット」です。

一泊ソロツーリングとなると多くの人が、普段よりも長い距離・長い時間、バイクの運転をしますよね。
楽しくバイクで走っていると気付きづらいのですが、長時間・長距離の運転は体力を消耗し、身体にも負担がかかっています。

せっかく一泊して普段よりも長い時間を走れるのに、疲れが残ってしまっていては2日目を思いっきり楽しめませんからね。
走り疲れた身体癒し、1泊2日のソロツーリングを楽しむ為にも、お風呂は効果的なんです。

因みに私のお風呂セットは、

  • シャンプー、コンディショナー
  • 洗顔フォーム、オールインワンジェル
  • 歯ブラシ、爪切り、ピンセット
  • ヘアブラシ、小さめの鏡

これらを無印良品で買った、トラベルポーチに一纏めにしています。

項目を書き出すと数が多いように感じますが、シャンプーやリンスなどは必要な分量を小分けポーチに移し替える事で、あまり嵩張らずに必要な物を揃える事ができますよ。

無印良品のトラベルポーチ

②着替えセット(部屋着と兼用できる服がおすすめ)

1泊2日ロングツーリングで最低限必要な物、2つ目は「着替え」です。

ホテルや旅館だと寝巻が用意されている場合が多いですが、できれば外も出歩けて部屋着としても窮屈感の無い着替えを持って行く事をおすすめします。

これはお風呂上りなどに宿でゆっくり過ごす際はもちろん、急な雨などで着ていた服が使えなくなった際の予備も兼ねているからです。

私は一泊ソロツーリングに出掛けた際、大雨にあたってしまい、レインウェアの中までびしょ濡れになった経験がありまして…

なんとかホテルに辿り着いて、服やレインウェアをバスルームに干す事はできたんですが、着替えを持っていなかった為にホテル備え付けのバスローブしか着る物がなく、部屋から出られなくなってしまいました。

その時はたまたまホテルにカップラーメンの自販機が置いてあったので食事はできたんですが、素泊まり予定だったので最悪の場合は夕飯抜きになってましたね…

こうしたアクシデントに対応する為にも、最低限上下1セットの着替えは持っておく事をおすすめします。

因みに私の着替えセットは、

  • 長袖のシャツ
  • クライミングパンツ
  • 下着、靴下、速乾タオル

これらを防水のスタッフサックに一纏めにしています。

中でもクライミングパンツは本当におすすめ。
登山用のズボンの事なんですが、ストレッチ性が高いのでそのまま履いて寝られるくらいに窮屈感が無いのに、山岳での使用を想定しているので摩耗や引き裂きに対してある程度の強度があるんです。

本当に登山用を買うと値段が高かったりしますが、ワークマンでも似た仕様のモノがあったりしますので、お財布と相談しながら探してみてくださいね。

1泊2日分の着替えセット

③防寒着(インナーダウン)

1泊2日ロングツーリングで最低限必要な物、3つ目は「防寒着」です。

真夏の時期以外、ロングツーリングに出掛ける際は、私は必ずインナーダウンを持って行くようにしています。

春の終わり頃や秋の始まり頃って、薄着でも問題なさそうな気がしますよね。
実際、気温がそこまで低くなるわけでは無いのですが、近年で特に注意したいのが温度差です。

天気予報なんかを見ていると、最高気温と最低気温で10度近く気温差がある日も珍しくなくなってきていますよね。

春や秋であれば一桁の気温になるほど寒くはならないのですが、日中と日暮れで10度近くも気温差があると身体の温度調整がついていけずに、実際の気温より寒く感じるんです。

また、一泊ツーリングになると長距離を走るので、山間部や夜間の走行が多くなる為、最低気温が20度以上ある場合であっても、防寒着(インナーダウン)を持つ事をおすすめします。

因みに私は、無印良品のインナーダウンを愛用しています。
ユニクロの方が人気かなとは思うのですが、無印良品のインナーダウンはパッカブルになっているので、収納袋を紛失する心配も無くおすすめですよ。

無印良品のインナーダウン

④充電器(コンセント用)

1泊2日ロングツーリングで最低限必要な物、4つ目は「充電器」です。
厳密には充電機というか、コンセントに差し込むアダプターですね。

モバイルバッテリーは日帰りツーリングでも持参していますが、1泊2日のロングツーリングになると宿泊先でモバイルバッテリーやスマホを充電する必要がある為です。

「言われなくても分かってる!」
とツッコミが入りそうですが、ケーブルはあるけどコンセントのアダプターを忘れる人って、意外と多いんですよ?

最近のホテルなどはUSBの差し込み口が用意されている場所もありますが、旅館や民宿だと無い場合もありますのでコンセント用のアダプターがあると安心です。

因みに私のおすすめは、以下を満たした充電アダプター。

  • USB差し込み口が2つ
  • コンセントに差し込む電極が折りたたみ式
  • 急速充電に対応

こうした形状のアダプターは様々なメーカーから出ており、値段も本当にピンキリですので、ご自身の好みに合わせて選んでみてくださいね。

スマホの充電器

⑤レッカー無制限ロードサービス

1泊2日ロングツーリングで最低限必要な物の最後、5つ目は「ロードサービスの加入」です。

持ち物に入れるかどうかは迷ったのですが、個人的にはロングツーリングでの必須装備だと考えているので紹介していきます。

一泊ソロツーリングとなると、普段走らないような長距離にひとりで行く事になります。
持ち物やルート選びなどももちろん大切なんですが、「何かあった時の帰る手段」は必ず準備しておいて欲しいんです。

別記事でもお話していますが、私はロングツーリングにひとりで出かけた際、バイクトラブルで危うく帰れなくなりそうになった事があります。

その時はバイク屋さんがレッカーして下さったので何とか帰宅はできましたが、知らない土地でひとり「帰れないかも…」と感じた焦りと恐怖は…

私はもう二度と経験したくなくて、帰宅後すぐにレッカー無制限のロードサービスに加入しました(^^;)

ただ、これは自分もそうだったから分かるのですが、実際に困らないとロードサービスの必要性ってなかなか伝わらないんですよね…
年会費はそこそこ高いし、使わなければ無駄だったように感じちゃいません?

困ってからでは遅いと分かっていながらも、「また今度でいっか」と後回しにしちゃいがちなんですよねぇ。

伝わり辛いとは分かっていながらも!
私自身は加入していなくて本当に困ったので!


できればこれを読んで下さっている方は、困る前に加入しておく事をおすすめします。

因みに私はZuttoRideというロードサービスに入っており、こちらは別記事で紹介しているのでよければ参考にしてみてくださいね。

小型バイクは特に注意!ロングツーリングで持ち物を選ぶ時のコツ

荷物が詰まったリュック

ここまで、小型バイクの扱いやすさを活かし安全にロングツーリングを終える為には、荷物選びが重要だという事をお話してきました。

ただ、「どうしても荷物を減らす事ができない!」という人もいますよね。
私自身も以前はリュックに詰められるだけ持ってツーリングに出掛けていたので、「念の為…」という気持ちはよくわかります。

そこでここからは、ロングツーリングに出掛ける時の持ち物選びで、荷物を減らすための最終手段を2つだけお話します。

  1. 宿泊はビジネスホテルやネットカフェを利用する
  2. コンビニや道の駅など、現地調達を利用する

どちらも費用はかかりますが、持ち物を減らすという点では一番簡単で、すぐに実践できます。

「お金かければ良いっていうのも、なんだか嫌だな…」

その気持ちは非っ常によくわかります!(笑)
私もキャンプ場を渡り歩くような、あまりお金をかけずに楽しむバイク旅が好きです。

ただ、これは目的によって変えれば良いと思うんですよね。

「今回は美しい自然の中、日常を忘れたいからキャンプスタイル」
「今回は色んなツーリングロードを走り回りたいから宿泊スタイル」

その時その時で、ロングツーリングの目的に合わせてスタイルを変えていけば良いと思うんです。

普段はなかなかできないようなロングツーリングに行くわけですから、一番大切な事は自分自身が楽しむ事。
たまにはお金かけちゃっても良いんじゃないですか?

日常を忘れ、自分だけの楽しめる時間を作れる事こそ、1泊2日ロングツーリングの醍醐味だと思いますよ(^^)

まとめ:持ち物を見直して、ロングツーリングを全力で楽しもう!

バイクと桜

今回は小型バイクで1泊2日のロングツーリングを楽しむ為に、最低限必要な持ち物をご紹介しました。

最後に、今回の記事をまとめます。

小型バイクで行く、1泊2日ロングツーリングの持ち物

  1. お風呂セット
    →シャンプーや洗顔は小分けボトルに移し替える!
  2. 着替えセット
    →部屋着と兼用できる服がおすすめ!
  3. 防寒着
    →真夏以外はインナーダウンがあると安心!
  4. 充電器(コンセント用)
    →意外と忘れがちなので気を付けよう!
  5. レッカー無制限ロードサービス
    →最低限、家に帰ってこられるためのお守り!

   +

日帰りツーリングと兼用での持ち物

  1. 基本装備(財布・免許証・バイクの鍵・車検証)
  2. ライディングギア(ヘルメット・グローブ・ブーツ)
  3. 雨具(レインウェア)
  4. モバイルバッテリー(充電ケーブル含む)
  5. バイク用車載工具(パンク修理キット含む)

>>日帰りツーリングの持ち物詳細は、コチラ

期待と不安に胸が膨らむロングツーリング。
特に125cc以下の小型バイクで1泊2日となると、「何を持っていけば安心なのか」「どこまで荷物を削れるのか」は悩みどころですよね。

小型バイクのロングツーリングは疲れるなんて言われたりもしますが、「中型・大型バイクには無い気軽に扱える取り回しの良さ」は125cc以下のバイクにしかない魅力だと私は考えています。

荷物を減らす事で小型バイクの魅力を活かし、自由で軽快なロングツーリングを楽しみましょう!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
この記事があなたのバイクライフに、少しでも役に立てば嬉しいです(^^)

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