手軽にバイク旅!小豆島ツーリングに行くなら、神戸発のジャンボフェリーがおすすめ

ツーリング
hdr

こんにちは。きらくです。

私は20年ほどバイクに乗り続けており、
晴れていればほぼ毎週バイクに乗るほど、ツーリングが大好きです。

ロングツーリング好きの人には特に共感してもらえるかなと思うのですが、バイクツーリングにフェリーが加わると一気にバイク旅感が高まりませんか?

  • バイクで港まで行きフェリーを待つ時間
  • フェリーにバイクで乗り込む瞬間
  • フェリーから眺める大海原
  • バイクに跨り、フェリーから走り出す瞬間

私はこうした時に「自分は今、バイク旅に出ている!」と実感でき、日常では味わえないワクワク感に心躍っています。

ただ、本州からフェリーに乗って向かう場所は、当然ながら時間もお金もかかってしまう遠い場所が殆どですよね…

北海道?九州?四国?鹿児島から沖縄まで?

最低でも1週間くらいの連休が必要になりますが、そんな連休は取れても年に1~2回。
GWや年末年始の休暇でも使わなければ難しいですよね。

もって手軽にバイク旅を味わいたい!
そんな人におすすめしたいのが小豆島です。

今回はその小豆島に渡る為のフェリー、ジャンボフェリーについて紹介していきます。

私は何度もジャンボフェリーを利用して小豆島へ行っているのですが、時間・料金を抑えて手軽にバイク旅を味わえるので本当におすすめですよ。

大阪から神戸発ジャンボフェリーで、バイクと一緒に小豆島へ

今回私は週末の一泊二日の休みを利用して、大阪の自宅を出発し、神戸発のジャンボフェリーで小豆島に行ってきました。

道路で繋がっている淡路島や四国、九州とは異なり、小豆島へはフェリーでないと行く事ができません。

瀬戸内海に浮かぶ孤島、小豆島。
しかし、神戸からはフェリーに乗って3時間ほどで小豆島に到着します。

この近くて遠い感じが、費用・時間を抑えて手軽にバイク旅を味わうにはうってつけなんです。

神戸・高松・小豆島を結ぶジャンボフェリーについて

ここからは実際に私がよく利用している、ジャンボフェリーについて紹介していきます。

ジャンボフェリーは本州の神戸港、小豆島の坂手港、四国の高松港を結ぶフェリーで、1969年に創業された歴史ある海運会社です。

フェリーは「りんりつ2」と「あおい」の2種類があり、それぞれ出航時間毎に交互に運航しています。
※時間帯毎にどちらの船に乗れるかは運航スケジュールで記載しています

2020年10月に就航された「新船あおい」は、瀬戸内海に浮かぶテラスリゾートをコンセプトに開発されていて、小豆島をモチーフにしたデザインが各所に取り入れられていています。

家族連れや友人、恋人とのフェリー旅を意識して一新されたのかなと思います。

大して「りんりつ2」は昔ながらのフェリーといった感じで、どこか懐かしさがありつつも綺麗に整備されたフェリーになっています。

私はひとり旅が多いせいか、個人的にはりんりつ2の方が好きです(笑)
やっぱりバイク旅には少しだけ哀愁というか、旅情に浸る感じが欲しくなりますよね。

出航時間で船が違うと言いましたが、よく考えられていて

  • 昼間や夕方など、家族連れが多い時間帯
     → あおい
  • 早朝や夜間など、仕事やひとり旅が多い時間帯
     → りんりつ2

が運航するようになっています。
どちらのフェリーに乗っても基本料金は変わらないので、行きと帰りでフェリーを変えてみるのも面白いと思いますよ。

神戸・小豆島間のフェリー運航スケジュール

ai

ジャンボフェリーは神戸、小豆島、高松(四国・香川県)を結んでいるのですが、今回は神戸・小豆島間の運行スケジュールについてお話していきます。

平日、土休日で運行スケジュールが異なりますのでご注意ください。

また、バイクの乗船タイミングはフェリー乗り場内にアナウンスが流れるのですが、混雑状況によって多少乗船時間が前後する場合があります。

事前に予約している場合であっても、出航時間の30分前にはフェリー乗り場に到着するよう、余裕を持って行くようにしてくださいね。

【行き】神戸 → 小豆島 運航スケジュール
平日ダイヤ土休日ダイヤ
出航時間到着時間フェリーの種類出航時間到着時間フェリーの種類
●1:007:30りんりつ2●1:007:15りんりつ2
8:1511:35あおい8:1511:35あおい
11:2014:40りんりつ2
13:0016:20りんりつ2
19:2022:40あおい
【帰り】小豆島 → 神戸 運行スケジュール
平日ダイヤ土休日ダイヤ
出航時間到着時間フェリーの種類出航時間到着時間フェリーの種類
7:1510:40りんりつ2
7:3011:30りんりつ2
15:1518:45あおい15:1518:40あおい
17:4521:00りんりつ2
●20:30翌0:00りんりつ2
●22:40翌5:15あおい

小豆島へのフェリー運賃と追加料金

つづいては神戸、小豆島間のフェリー運賃についてお話していきます。

フェリーの運賃計算では様々なオプションがあり、

  • 一人旅なのか、同乗者がいるのか
  • 自由席で行くのか、プレミアム席で行くのか
  • 平日に行くのか、土休日に行くのか
  • 朝・昼・夜の通常便で行くのか、深夜便で行くのか
    ※運航スケジュールの出航時間に●が付いているのが深夜便

などでフェリー運賃が変わってきます。

そこで今回は小豆島へ私自身がよく小豆島に行っているプラン、

  • 大人一名
  • 125cc以下のバイク一台(スーパーカブ)
  • 自由席
  • 行きは平日の通常便

という前提で運賃を記載しています。

家族や友人と行く場合や、ゆったりプレミアム席で行きたいといった場合は、ジャンボフェリー公式サイトのリンクを張っておきますので、ご自身の予定に合わせて確認してみてくださいね。

種別片道料金往復料金
大人一名\1,990\3,790(\190お得)
バイク125cc以下\1,500\3,000(片道との差は無し)
126cc以上\2,000\4,000(片道との差は無し)
追加料金深夜料金+\500・往復の場合、行きのみ加算
・帰りのみ夜行便の場合は不要
土休日料金+\500・往復の場合、行きのみ加算
・帰りのみ土休日の場合は不要

各料金を前提条件に当てはめた運賃は、往復 \6,790
片道 \3,500以下でフェリーに乗ってバイク旅に出れてしまうのは、小豆島ならではじゃないですかね。

因みに私のおすすめは金曜日に一日だけ休暇を取って、8:15神戸港発のフェリーに乗る事。

そして小豆島で1~2泊して土日のどちらかで神戸に帰ってくるのですが、この場合は追加料金は何も発生せずに最低料金でフェリーを利用する事ができます。

どうしても休みが取れなかい場合は、深夜料金のみ追加で払って金曜日の深夜便かな。

土曜の朝便で土休日料金を払う事と金額は変わらないのですが、深夜便を使う事で翌日早朝に小豆島へ上陸する事ができ、観光地なども空いているので前日夜出発がおすすめです。

船内設備

ai

フェリー内の設備は大きく「自由席エリア」と「プレミアム席エリア」、「共通エリア」の3つに分かれいるので、それぞれの船内設備を紹介していきます。

詳しくはジャンボフェリー公式サイトに写真付きで説明があるのですが、新船あおいの方はコンセプト通りに船の中にリゾート施設を建てたかのような力の入れようです。

深夜便以外は乗船時間が3時間ほどという事もありますので、行きと帰りでプランを変えてリゾート気分を味わってみてはいかがでしょうか。

ただやっぱり、私のような一人旅では、りんりつ2の懐かしい感じが好きなんですけどね(笑)

あおいの装備は本当にリゾート船という感じで華やかなんですが、家族や友人、恋人同士など複数人向けなのかなという印象です。

あおいの自由席エリアにも1人掛けリクライニングシートがあれば、一人旅でももっと過ごしやすくなると思うんだけどなぁ…

フェリー① 「りんりつ2」船内設備
自由席エリア・1人掛けリクライニングシート席
・4人掛けボックスシート(ソファー)席
・フラットシート席
・女性用シャワールーム
プレミアム席エリア・1人掛けリクライニングシート席
・4人掛けボックスシート(ソファー)席
・フラットシート席
・女性専用フラットシート席
・ファミリー用個室(フラットシート)
・1人用個室(シングルベットが1つある完全個室)
・男性用浴場・サウナルーム
共通エリア・展望デッキ
・土産物売店
・うどん・カフェコーナー
・授乳室
・キッズスペース
・ペットケージルーム
フェリー② 「あおい」船内設備
自由席エリア・フラットシート席
・6人掛けボックスシート(ソファー)席
・車椅子や妊婦の方向けのバリアフリーボックス席
プレミアム席エリア・1人掛けリクライニングシート席
・ガラス壁で仕切られた2~3名用個室(リクライニングシート席)
・6人掛けボックスシート(ソファー)席
・ウッドデッキバルコニー付きの個室
・ファミリー用個室(フラットシート)
・ロフトベット個室
・フラットシート席
・パーテイション付きフラットシート席
・女性専用フラットシート席
・ペット同伴可能個室
・足湯、展望風呂
・船上展望デッキ
・船内最前列、サイドラウンジの専用シート
・専用カフェラウンジ
共通エリア・屋上デッキ
・小豆島の醤油樽をイメージしたロビーホール
・小豆島の棚田をイメージしたロビーホール
・カフェ、売店コーナー
・うどんコーナー
・ペットラウンジコーナー
・自転車用、船内サイクルピット
・キッズスペース
・授乳室

やらなきゃ損!乗船30分前までなら、いつでも使えるネット予約割引

片道\3,500円以下で小豆島に渡る事ができるジャンボフェリーですが、いつでも利用できるネット予約割引を使う事でさらにお得にフェリーに乗る事ができます。

しかもこのネット割、乗船の30分前までならいつでも利用できるんです。

  • 今週末、フェリーに乗る予定だけど天気が微妙…
  • 仕事の都合で、どの時間帯のフェリーに乗れるかわからない

こういう事って誰にでもありますよね。
私自身、あまり事前に細かくスケジュールを立てる事が苦手なので、事前予約は宿くらい…

事前にしっかりスケジュールを立てて、合わせて事前予約も済ませておく方が良い、というのは分かっているのですが…
事前予約をすると「●時までに着かないと!」と焦ってしまい、旅を思いっきり楽しめないんですよねぇ(^^;)

そんな私のような人でも、乗船する30分前までの予約でOKというのはとても有難い!
しかも値引きまでしてくれるんですから、使わない手は無いですよね。

乗船30分前までにネットから予約をする事で、運賃が5%OFFになります。

決済はクレジットカードで簡単に済ませられますし、フェリー乗り場に着いてから窓口で手続きする手間も無くなります。

外国人観光客が多いタイミングなどでは、この窓口手続きでも時間がかかってしまったりするので、そうした煩わしさが無いのは良いですよね。
(私は過去に予約をしておらず、窓口で待たされた経験があります…)

フェリー乗り場に向かっている途中の空き時間など、ネット予約はスマホから簡単にできますので、やっておいて損は無いですよ!

手軽にバイク旅を味わえる!フェリーで行く小豆島ツーリング

ai

いかがでしたでしょうか。
今回は私自身、よく利用させてもらっているジャンボフェリーについて紹介してみました。

少し記事の内容をまとめてみます。

  1. 限られた休みで、バイク旅を手軽に味わうなら小豆島がおすすめ
  2. 小豆島に渡るなら、ジャンボフェリーが快適
  3. 往復割り、ネット割りを活用してお得にジャンボフェリーを利用しよう

バイクは磨いたりカスタムしてもカッコ良くて、所有欲を満たしてくれる乗り物です。

しかし私が考えるバイクの一番の魅力は、日常では味わえない旅に出られる事だと思います。

  • お金をかけなくても
  • なかな時間が取れなくても

手軽に身軽に季節・風・匂いを、全身で感じる事ができるバイク旅。
日常の喧騒を忘れ、自分だけの時間をつかみに走り出しましょう。


この記事がバイク旅の計画を立てる際に、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

コメント