
こんにちは!
やせ型身長165cm。フルフェイスヘルメットを被ると頭でっかちになるのが気になる、きらくです。
安全性や快適性からフルフェイスヘルメットが好きなんですが、私のような小柄な体格だと頭でっかちに見えてしまうんですよね…
「安全には変えられないでしょ?」
「誰も自分の事なんて見てないよ?」
いや、分かっているんです!
分かってはいるのですが…
ツーリングに出掛けるならバイクがカッコいいだけではなく、ライダーも含めてトータルでコーディネートしたいじゃないですか(^^)
こんな私のワガママを叶えてくれたのが、TT&COのフルフェイスヘルメット「トゥーカッター」だったのでご紹介します。
因みにフルフェイスヘルメットは雨や風、虫から守ってくれる快適性だけではなく、ライダーの顔を隠してくれる点も好きなポイントだったりします(^^)
「TT&Co」ってどんなメーカー?

TT&Co(ティーティーアンドカンパニー)とは、東京都江戸川区に本拠地を置く、元はバイクのカスタムショップから始まったヘルメットメーカーです。
海外のビンテージヘルメットのような、他メーカーにはないクラシックデザインが人気のTT&Coですが、日本製ヘルメットのメーカーなんですよね(^^)
クラシックデザインが多いのもそのはずで、TT&Coの社員は皆さんが大型バイク乗り。
バイク乗りであり、古き良きアメリカ文化が好きな社員の皆さんが「自分たちが被りたいヘルメットを作った」という事ですから、バイク乗りの感性に響くデザインは当然と言えるかも知れません。
私自身は「国産が絶対!」というタイプでは無いのですが、ヘルメットはやっぱり日本製の物が良いと考えています。
物作りとしての安全性ももちろんなんですが、海外製と日本製では被り心地が違うんですよね(^^;)
当たり前ですが、バイク乗っている時は常にヘルメットを被っています。
ツーリングに出掛けると1~2時間は走りっぱなしなので、ヘルメットも被りっぱなし。
短時間であれば「気にならないような違和感」であっても、それが長時間になると「不快」に感じるようになるんです。
例えばヘルメットを被った時、頭の一部に当たりや引っ掛かりのような物を感じる事があります。
これはヘルメットの内装が自分の頭の形に合っていないという事なのですが、そのまま放置しておくと痒みや頭痛の原因にもなってしまうんですよね(^^;)
日本人と海外の人では頭の形も違うので、日本人の頭の形に合わして作られている日本製ヘルメットの方が、こうした不快感を軽減できるというわけです。
TT&Coのフルフェイスヘルメットを選んだ理由
「日本人の頭の形に合った日本製ヘルメット」という事以外にも、フルフェイスヘルメットを選ぶ際に重視した点がいくつかあります。
これらを叶えてくれたのがTT&Coのヘルメットだったわけですが、その重視した点は大きく3つ。
これらの理由について、もう少し詳しくお話していきます。
ヘルメットは金額も高くなる傾向になりますし、置き場所や処分の仕方などの問題もあって、頻繁に買い替えは難しいんですからね…
ヘルメットはバイクとセットで、必ず必要な物。
長く愛用するためにも妥協はしない方が良いと思うので、「自分なら何を重視するかな…」と考えてみてくださいね(^^)
①帽体が小さいスモールシェルは、頭がデカく見えない

私がTT&Coのフルフェイスヘルメットを選んだ理由1つ目は、「被った時に、頭でっかちに見えない事」です。
ヘルメットの外側の事を「帽体」というのですが、ジェットヘルメットやハーフヘルメットに比べて、フルフェイスヘルメットは帽体が大きくなってしまいます。
私は身長が165cmで、やせ型の体系です。
そんな私が帽体の大きなフルフェイスヘルメットを被ると、頭でっかちのマッチ棒みたいになってしまうんですよね…(泣)
私はこの頭がデカく見える姿が嫌で、帽体の小さい「スモールシェル」と呼ばれるフルフェイスヘルメットを探し、TT&Coのトゥーカッターヘルメットに辿り着きました。
詳しくは後述しますが、私と同じようにスモールシェルのフルフェイスを調べる場合、注意して欲しい事は「安全規格」に適合しているかどうか。
私もTT&Coのヘルメットを購入するまでは数多くのクチコミや比較写真などを調べましたが、スモールシェルのヘルメットは大半が「安全規格に適合していない装飾用」として販売されています。
せっかく安全性の高いフルフェイスヘルメットを選んでも、装飾用では意味が無いので購入される際には注意してくださいね(^^)
②クラシックスタイルのデザインは、バイクジャンルを選ばない

私がTT&Coのフルフェイスヘルメットを選んだ理由2つ目は、「どんなバイクにも似合う事」です。
私はこれまで15年以上のバイク歴の中で、ネイキッド・アメリカン・オフロードと様々なジャンルのバイクを乗り継いできました。
ここ数年は同じバイクに落ち着いているのですが、今後バイクの乗り換えを考えた時でも使い続けられるスタイルのヘルメットが良いなとTT&Coのフルフェイスヘルメットを選びました。
これは個人の好みにもよるとは思いますが、
・オフロードバイクには、オフロードヘルメット
・ネイキッドバイクには、レーシーなフルフェイス
・アメリカンバイクには、ジェットヘルメット
これらが似合うかなと、私は考えています。
私個人の好みはというと、スクランブラーやVMX。
アメリカンならボバー系カスタムといった、少しダートの要素を入れたストリート系のスタイルが好きなんですよね(^^)
そんな私にとって、シンプルなクラシックスタイルながら、ビンテージテイストを取り入れたTT&Coのフルフェイスヘルメットはピッタリだったというわけです!
③安全規格にも適合している

私がTT&Coのフルフェイスヘルメットを選んだ理由3つ目は、「安全性」です。
帽体の所でもお話しましたが、外側のサイズが小さいスモールシェルヘルメットの殆どが安全規格に適合できていない装飾用なんですよね。
装飾用ヘルメットをバイクに乗る時に使用したとしても、違法にはなりません。
安全規格に適合していないというのは「乗車用ヘルメットとして販売してはいけない」という意味であって、「バイクに乗る時に使ってはいけない」という意味では無いんです。
自己責任においてバイク乗車時に使う事自体は、確かに違法ではないのですが…
バイクに乗る時、なぜヘルメットが必須なんだと思いますか?
それは転倒した時にバイクは重症を負うリスクが高く、頭部に重傷を負うと生命の危険や、仮に助かっても障害が残ってしまう場合が多いからです。
こうした事故に合ってしまった際、自分の大切な人を悲しませてしまったり、自分自身のその後の人生に後悔を残してしまうような事にはなって欲しくないのです。
- 規格に適合しているから、絶対に大丈夫
- 装飾用なんて被って無いのと同じ
こんな風に言うつもりはありませんし、10万円近くするようなヘルメットが必ず良いとも言うつもりはありません。
それでもバイクに乗る時は、最低限の備えとして安全規格には適合しているヘルメットを選ぶ事をおすすめします。
TT&Coのヘルメットはスモールシェルでありながら、国の消費生活用製品の安全規格(PSCマーク)と、民間の製品安全規格(SGマーク)に適合していて、これらの安全規格をクリアしている事も私がトゥーカッターを選んだ理由の1つでした。
TT&Coのフルフェイスヘルメットを使っていて気になる点
お気に入りのTT&Coフルフェイスヘルメット「トゥーカッター」ですが、長年愛用している中で気になる点もいくつかあります。
ここからはそんなちょっと気になる点を、実体験を踏まえてお話していきます。
私が実際に使用していて感じた、TT&Co トゥーカッターの気になる点は大きく2つ。
これらの理由について、もう少し詳しくお話していきます。
①ゴーグルタイプのシールドは開閉し辛い

私がTT&Coのフルフェイスヘルメットを使っていて気になる点1つ目は、「シールドの開閉がし辛い事」です。
TT&Coのフルフェイス「トゥカッターヘルメット」には、元々シールドは付いていません。
これは1970年代アメリカで流行したダートレースで使われていたヘルメットを模した仕様で、シールド・ゴーグル・サングラスをユーザーの好みに合わせて変えられるようになっています。
私はオプションのゴーグルタイプのシールドを使っているのですが、よくあるフルフェイスのようにサイドで固定されていないので、開閉がやり辛いんですよね。
特に運転中に顔が痒くなった時は、なかなか辛いです(笑)
ゴーグルタイプのシールドはゴムバンドでヘルメットと固定するのですが、片手で開こうとすると、そのまま後ろ側に滑っていってしまう事があります。
ヘルメット後部のスナップボタンで固定されている為、落としてしまうような危険はありませんが、信号待ちの時などでシールドが背中に滑ってしまうと結構焦りますね(^^;)
私の場合、運転中はシールドを触らないようにして、顔が痒い場合は顎廻りの隙間から手を入れてかくようにしています。
幸いオフロードヘルメットのように顎廻りの空間が広いので、隙間から指や手を入れる事自体はよくあるフルフェイスよりもやり易いですよ(^^)
②Dリング式の顎紐は着脱が少し面倒

私がTT&Coのフルフェイスヘルメットを使っていて気になる点2つ目は、「Dリング式の顎紐」です。
TT&Coのトゥーカッターヘルメットは2つのDリングに紐を通して顎を固定する方式なので、最近のヘルメットによくあるワンタッチバックルに慣れている人は面倒に感じるかと思います。
ただ、私個人的にはこれをメリットに入れるか、デメリットに入れるか迷ったんですよね…
というのも、安全性の面ではDリング式の方が良いと私は考えているからです。
皆さんはバイクで事故を起こしてしまった際、「ヘルメットの顎紐が外れてしまう問題」という物がある事はご存知でしょうか?
ワンタッチバックル式は付け外しが手軽な分、事故などの衝撃でストラップが引っ張られてしまうと、ヘルメットの顎紐が外れてしまう事があるんですよね。
特に大きな事故ではライダーが投げ出されてしまう場面があるのですが、この時に顎紐が外れてしまうとヘルメットが脱げたりズレてしまうので、正しく頭部を守る事ができなくなってしまうんです。
Dリング式の顎紐であれば紐が切れない限り、衝撃で外れるという事は無いのでヘルメットが脱げたりズレたりする心配が無いと私は考えています。
その為、普段使うには脱着がし辛いのでデメリットなのですが、安全性を考えたらメリットにもなるかなぁ、と(^^;)
因みに、時折Dリング式のヘルメットで顎紐をゆるゆるにしている人を見かけますが、これは逆に危ないのでやめた方が良いです。
ヘルメットは頭に載っているだけなのに、顎紐は外れない。
この状態のまま事故などでライダーが投げ出されてしまうと、勢いづいたヘルメットの衝撃が顎紐を軸に首に集中し、首が締まったり頸椎に重傷を負ってしまう事になってしまいます。
啓蒙ポスターを目にする事もあるかと思いますが、Dリング式・バックル式に関わらず、顎紐はきっちり締めるようにしましょう。
身長が低くても頭でっかちに言えない!安全でおしゃれなフルフェイスヘルメット

いかがでしたでしょうか。
今回は私が愛用しているTT&Coのフルフェイスヘルメット「トゥーカッター」をご紹介しました。
ジーンズの時にもお話しましたが、バイクも自己表現の1つ。
自慢のバイクでツーリングに行くなら、ライダーもお気に入りのファッションで乗りたいですからね(^^)
乗車する時には必須であり、バイクファッションでも印象を大きく変えるヘルメット。
安全性とスタイルを両立した「TT&Co トゥーカッター」はこれからも愛用し続けていきたい、お気に入りのフルフェイスヘルメットです。
私のように小柄なライダーにもおすすめのヘルメットなので、是非チェックしてみてくださいね。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
この記事があなたのヘルメット選びに、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
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