
こんにちは!
バイク歴10年以上。週末の天気が良いだけで走り出したくなるツーリング好き、きらくです。
誰にも気を遣わず、自分だけの時間を楽しめる贅沢なひととき、ソロツーリング。
日常のストレスから解放され、バイクにまたがり走り出す爽快感は、バイク乗りの特権ですよね。
そんな自由を全身で感じられる事が魅力のソロツーリングですが、自分だけの時間を楽しめるという事は、すべてを自分で判断し対応しなければならないという事でもあります。
正直なところ、ツーリング先でのトラブルなら周囲のライダーが助けてくれる事も多かったりするのですが…
できる事なら、見知らぬ人にお願いしなければならないような場面は避けたいですよね(^^;)
そんな方に向けて「最低限、これだけは持っておいた方が良い必需品」に厳選して、ソロツーリング時の持ち物をご紹介します。
これまで10年以上バイクに乗ってきて、私自身が困った経験から厳選した持ち物なので、参考にしてみてくださいね(^^)
まずはここから!ソロツーリングの持ち物を準備するコツ

「持ち物準備のコツって何?」と言われてしまいそうですね(^^;)
ただ、旅行や普段出かける際にも大荷物になってしまっている人は共通して、持ち物の整理が苦手なんじゃないかなと思うんです。
そこで大切なのが、持ち物選びの基準を自分なりに決めておくことです。
具体的には、私は以下の順番で持ち物を厳選しています。
こした持ち物選びの基準を考える事で、忘れ物が減り荷物全体の量も少なく済みますので、よければ参考にしてみてくださいね。
①カバンなど、収納する外側を先に決める

持ち物を準備するコツ、1つ目は「先にカバンを決めてしまう」という事。
荷物を減らす為に手っ取り早いのは、
「荷物はこのカバンに収まるだけ!」
と、先に外側の大きさを決めてしまう事なんです。
この時の注意点は、持ち続けていても自分が苦に感じないサイズのカバンを選ぶ事。
よく見かけると思うのですが、私は経験上、あんまりリュックはおすすめしません。
理由は簡単で、バイク移動でリュックを背負い続ける事は体への負担が大きいから。
- 肩が凝りやすくなる
- 背中、脇回りが蒸れやすくなる
- コーナリング中など、リュックの重さでバランスを崩す恐れがある
特にスポーツバイクやネイキッドなど、前傾姿勢で運転するバイクは辛くなってくると思います。
できればバイクに取り付けられる、シートバッグやサイドバッグがおすすめですね。
こういう人におすすめしたいのは、大容量のヒップバッグ。
私もバイクにサイドバッグを取り付ける前は、ヒップバッグを使用していました。
ヒップバッグのメリットは運転中とバイクを下りた後、それぞれ違うポジションでカバンを使用できる事。
- 運転中
→腰に着ける事でカバンの重さをバイクに預ける事ができ、運転の邪魔にもならない - バイクを下りた後
→ベルトを伸ばして背中に着ける事がで、ショルダーバッグのように使い勝手が良い
過去にスポーツバイクに乗っていた時は、ヒップバッグ一つで日本中を走り回っていたので、バイクの積載能力に不安がある人は、是非試してみてくださいね。

②「ないと困るモノ」から優先して入れる
持ち物を準備するコツ、2つ目は「ないと困るモノから入れる」という事です。
最初にカバンの大きさをを決めた事で、持ち物を入れられる量が決まります。
この「持てる量が決まっている状態」が、持ち物を厳選しやすくしてくれるんです。
カバンが決まったら、まずはソロツーリングで必須となる道具から入れていきましょう。
- 財布
- スマホ
- モバイルバッテリー
私の場合はこれに目薬や予備のコンタクトレンズなどが加わるのですが、普段「バイクに乗らない時でも必ず持っている物」を基準に選ぶと良いかと思います。
日焼け止めやメイクポーチ、日傘や帽子など、自分が普段からよく使う物を優先して入れてみてくださいね。
③自分が「快適に過ごす為に必要なモノ」を足す

持ち物を準備するコツ、3つ目は「空いたスペースに、自分の快適グッズを足す」という事です。
ないと困る物を入れ終えたら、自分がツーリングを快適に楽しむためのグッズを残ったスペースに足していきましょう。
ツーリングの写真や動画を撮るのが好きであれば、カメラやバッテリー。
旅先のお土産を買いたいのであれば、そのままスペースを開けておくのもOKです。
因みに私の場合は、ツーリング先の美しい景色を見ながら飲むコーヒーが好きなので、スタンレーの保温・保冷ボトルを持って行く事が多いですね。
道中のコンビニやカフェで買ったコーヒーを入れておくだけで、いつでも自分だけのコーヒータイムを過ごす事ができておすすめです。
荷物が多くなり過ぎては邪魔になってしまいますが、少しだけ快適グッズがあるとツーリングの満足度が高まりますので、自分なりの「あると嬉しいモノ」を選んでみてくださいね。
▼私が愛用している水筒は別記事で紹介していますので、よければどうぞ。
【日帰りソロツーリング】最低限の持ち物 5選
ここからは私自身が実際に日帰りソロツーリングで使用し続けている、持ち物を紹介していきます。
私はバイクに乗る時、できれば手ぶらで乗りたいと考えているタイプです。
そんな私でも、「これは外せない」と感じた最低限の持ち物を5つに絞ってご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【日帰りソロツーリング】最低限の持ち物 5選
①基本装備(財布・免許証・バイクの鍵・車検証)
日帰りソロツーリングで最低限必要な物、1つ目は「財布・免許証・バイクの鍵・車検証」です。
これはバイクに乗る為に必須の物なので、正直入れようか迷ったのですが…
財布はともかく、免許証・バイクの鍵・車検証が無いとバイクに乗れませんし、乗ってはいけません(^^;)
私の場合、バイクの鍵はカラビナで腰から下げて、賛否両論ありますが免許証は財布の中に入れています。
また、車検証(車両登録証)はバイクの小物入れスペースに入れっぱなしの状態です。
1つだけ注意点としては、私のように車検証(車両登録証)をバイクに入れっぱなしにする場合は、必ずコピーを入れておくようにしてください。
地域にもよるとは思うのですが、車検証(車両登録証)の再発行ってかなり手間がかかるんですよね…
考えたくはないですが、バイク盗難などに対する防犯の意味でも、車検証(車両登録証)の原本は自宅で保管しておく事をおすすめします。
②ライディングギア(ヘルメット・グローブ・ブーツ)

日帰りソロツーリングで最低限必要な物、2つ目は「ライディングギア(ヘルメット・グローブ・ブーツ)」です。
これも当たり前ですよね…(^^;)
ただ、これは「ヘルメット・グローブ・ブーツはバイク用を選んだ方が良い」という意味で紹介させてもらいました。
「ヘルメットはバイク用だろ!」
とツッコミが入りそうですが、ネットなどでヘルメットを探していると、「装飾用」や「自転車用」として販売されているヘルメットが多く存在するんですよね…
ここでお話したいのは「バイク用としての安全規格に適合しているヘルメットを選んで欲しい」という事です。
10万円近くもするようなフルフェイスまでは必要ないと思いますが、少なくとも国の消費生活用製品の安全規格(PSCマーク)や民間の製品安全規格(SGマーク)には適合しているヘルメットをおすすめします。
また、ブーツとグローブも、できればバイク用を選ばれた方が良いです。
これは安全面からもそうなのですが、単純にバイクを運転する事の快適性が全然違うからです。
私もワークブーツやアウトドア用の革手袋でバイクに乗る事はあるのですが、運転のし易さはやっぱりバイク用にはかないません。
特に100km程度のツーリングに行ったりすると、手足の疲れ方が全然違うんですよね。
ブーツとグローブは必須ではありませんが、可能であればバイク用を揃える事がおすすめです。
③雨具(レインウェア)

日帰りソロツーリングで最低限必要な物、3つ目は「雨具(レインウェア)」です。
日帰りツーリングではレインウェアは持って行かないという人も、意外と多いんじゃないでしょうか?
私個人的には必須装備だと考えていて、日帰り・一泊に関わらず、晴れ予報であってもレインウェアは持っていくようにしています。
というのも、レインウェアは雨だけでなく、風も防いでくれるからです。
寒い時期なら防寒着としても使えますし、暖かい時期であっても身体に吹き付ける風を防いでくれる事は、生身で乗るバイクにとってはとても重要なんです。
危険なので試して欲しくはないのですが…
高速道路を薄着で走り続けた時と、防風素材のジャケットを着て走った時では、体の疲れ方が全然違うんです。
時速60kmくらいであっても薄着で風を浴び続けていると、身体には負荷がかかり体力を消耗していきます。
ツーリングの最初は元気なので良いのですが、走り回った帰り道などでヘトヘトになってしまっていると、自分自身も辛いですし、注意力が散漫になってしまったり危険も伴います。
こうした体力の消耗を防ぐ上でも、防風効果のあるレインウェアは活躍してくれるんです。
レインウェアは嵩張るイメージが強いですが、今は軽量コンパクトな物がたくさん出ていますので、自分が持ち運びしやすいサイズの物を探してみてくださいね。
因みに、値段は少し高くなりますが、軽量コンパクトな物を選ぶならアウトドア用の物がおすすめ。
費用を抑えたい場合は、私も一時期使っていましたが、ワークマンのレインウェアがなかなか使い勝手が良かったですよ。
④モバイルバッテリー(充電ケーブル含む)

日帰りソロツーリングで最低限必要な物、4つ目は「モバイルバッテリー(充電ケーブル含む)」です。
今やツーリングに、スマホは必須装備。
ソロツーリング中に電池切れで、スマホが使えない状態になってしまうと大変ですからね。
バイクにUSB電源を取り付けて直接充電する事が多いとは思いますが、バックアップ用にモバイルバッテリーも持っておく事をおすすめします。
というのもバイク用のUSB電源って接触不良や断線で、充電できなくなってしまう事があるんです。
各社メーカーが改良されてはいるのですが、バイク用とは言えUSB電源は電子機器。
雨風に晒され続けるバイクでは、どうしても不具合は発生してしまいます。
そしてツーリング先って山間部や海辺などの場合が多いので、近くにコンビニなんかが無い場所も…
そうしたアクシデントに備えて、私はソロツーリングに出掛ける際はモバイルバッテリーも持っておくようにしています。
私の場合はスマホが古いせいもあると思うのですが、ナビアプリを使っているとすぐに充電が無くなるんですよね…
そこで運転中はUSB電源から充電しながらナビアプリを使用し、昼食時や観光地ではモバイルバッテリーで充電するという使い方が多いです。
日帰り~一泊程度のツーリングであれば容量はそこまで大きい物は不要で、5,000~10,000mAhもあれば十分足りますよ。
⑤バイク用車載工具(パンク修理キット含む)

日帰りソロツーリングで最低限必要な物、最後5つ目は「車載工具&パンク修理剤」です。
私の場合はバイクにツールバッグを取り付けしているので、車載工具とパンク修理剤は常に入れっぱなしにしています。
車載工具は大抵のバイクには最初から付いていますし、中古車で購入し車載工具が無いという人も、2,000円前後で1セットになって売っているので、購入しておく事をおすすめします。
「工具があっても、バイクの修理なんかできない!」
こう考える人もいるとは思いますが、何もバイクトラブルは大がかりな整備を必要とするモノだけではありません。
- ミラーがクルクル回ってしまう
- スマホホルダーの根元が緩む
- カウルに隙間ができ風切り音がする
ツーリングではこうしたネジが緩む事が原因のトラブルが多いので、こうした些細なトラブルへの備えとして車載工具があると心強いんです。

また、パンク修理キットについても、私は常備していますね。
自分のバイクが履いているタイヤの種類によって、パンク修理剤の種類も異なるのですが、
- チューブレスタイヤ ⇒ パンク修理キット
- チューブタイヤ ⇒ パンク修理剤
これらを使用する事で、ある程度のパンクであればその場で修理する事が可能です。
「タイヤのパンクを自分で修理する」という事については賛否両論あるのですが、私は実際にパンク修理剤のおかげで何度も助けられているので、常備するようになりました。
それぞれの使い方はYouTubeなどにも動画が上がっているので、気になった人は「バイク パンク修理剤」などで調べてみてくださいね。
また、一泊ソロツーリングの持ち物でも記載しますが、自分で修理する事に抵抗がある場合はロードサービスに加入しておく事をおすすめします。
その場でパンク修理をしてくれたり、距離無制限でレッカー移動もしてもらえるので、加入しておくと安心してソロツーリングに出掛ける事ができますよ。
まとめ:必要最低限でも安心・快適なソロツーを!

今回は私が実際に10年以上ソロツーリングを続けている中で厳選した、最低限必要な持ち物を日帰り・一泊それぞれの視点でお話しました。
最後に、今回の記事をまとめます。
【日帰りソロツーリングで最低限必要な持ち物 5選】
- 基本装備(財布・免許証・バイクの鍵・車検証)
- ライディングギア(ヘルメット・グローブ・ブーツ)
- 雨具(レインウェア)
- モバイルバッテリー(充電ケーブル含む)
- バイク用車載工具(パンク修理キット含む)
自分にとって本当に必要なソロツーリングの持ち物は、実際にバイクで走り回った経験から出来上がってくるモノ。
人それぞれソロツーリングで何を優先するかによって、持ち物は変わってきます。
ただ、最初の内は何が必要かなんてわかりませんよね。
少なくとも今回ご紹介した持ち物は、私のソロツーリング経験を踏まえてて選んだ一式なので、ある程度は参考になるんではないかなと思います。
一番もったいない事は、心配するあまり遠出できなくなってしまう事。
「何を持っていけば良いか全然わからない!」という方は、ひとまず今回ご紹介した持ち物で走り出してみてください。
実際にソロツーリングに出掛けてみて、助かった事や困った事、あなただけの経験から自分にあったソロツーリングの持ち物は決まってくるんです。
最低限の持ち物をカバンに詰めたら、相棒に跨り走りだしましょう!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
この記事があなたのバイクライフに、少しでも役に立てば嬉しいです(^^)
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